ON AIR DATE
2025.08.31
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54


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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。

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TUDOR logo


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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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--- 夏の終わりの“お便り" ---

皆さんからの“お便り”をまとめて紹介
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

そして、旅の話だけでなく、仕事、進路、
人間関係から恋愛、夫婦・親子関係まで
全ジャンル、全テーマにご対応!
曲のリクエスト、選曲オーダーにもお応えします。

番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。

2025.08.31

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Mariella / Leon Bridges & Khruangbin

2

Beautiful Thing / Benson Boone

3

Made Of Stone / Stone Roses

4

Someday Soon / David Benoit

5

Travessia / ムーンライダース

6

Nobody But You / James Taylor

7

Teardrop

8

The Highways Of My Life / Marilyn Scott

9

Obvs / Jamie XX

2025.08.31

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


KUNICHI was talking

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★From RN:ぺい さん
33歳、男です。先日、愛するクラブである浦和レッズが「クラブW杯」に出場するため、男6人で観戦しにアメリカまで1週間行ってきました。その間5泊をロサンゼルスのベニスビーチ周辺に一軒家を借りて過ごしました。この旅の中でのハイライトは一軒家の屋上でしたバーベキューです。家からは海が見え、夕陽を見ながら酒を飲み、みんなで食べた肉の味。あの時のあの時間、雰囲気はこの先一生忘れることはないだろうなと思います。そんな時間を仲間と過ごせたことに感謝するとともに、これからも仲間を大事にして行ければなと思います。 また、6人全員が結婚していて、この旅に行かせてくれた奥様方にも感謝の気持ちでいっぱいです。

☆KUN:
友達と過ごす時間っていうのがやっぱり一番楽しいんじゃないんですかね。僕ももちろん物をたくさん貰ったり、昔買った物を捨てないで取っていて、たくさんあるんですけど一生、物に縛られるというか働いたらあれが欲しいこれが欲しいって言って物に突っ込む人生じゃなくて、そのお金をバーベキューに突っ込むとか、どっかに行くとか、やっぱりその時間をどう過ごすかっていうことにお金を使いたいなってずっと思ってますし、どんどんその思いが強くなってます。なので、友達が「必要ないんだけど、これ急にいいなと思って買おうと思うんだけどどう思う?」って言ったら、大抵「やめたら。もう持ってるじゃない。これ以上持つより、それで俺と一緒に遊びに行こうよ」とか。人生あと夏が何回あるのか分かりませんけど、そうやって良い友達と過ごしていきたいなと思ってます。


★From RN:まるっきりコネクト さん
大学3年生の野郎です。3年生、そうです。就活です。インターンシップの選考に落ちてしまい、女の子に振られたような気分で書いています。私の頭の中は来年の夏休みのことでいっぱいです。就活を早期に終わらせて、お金を貯めて、1人で海外を放浪しようと考えています。私は旅をする時、専用のプレイリストを自作します。それを聞きながら旅をするのがとても好きです。そしてそれを帰ってから聞くと旅の情景や匂いが蘇ります。私なりのTravelling Without Moving です。今は就活をしなくてはいけないので、2月に行った、あの寒くて曇ったロンドンでの楽しかった日々を思い出しながら頑張りたいと思います。あの子とも、あの会社とも復縁できますように。

☆KUN:
就活ってやったことが無いのでイマイチよく分からないんですけども、僕が長い旅から帰ってきて仕事を探そうと思っていた時に近いんじゃないんでしょうか。まぁ足掻くでしょうし、ここじゃなきゃやだっていう理想もあると思うんですけど、最終的に行きたい目的地があるんであればどんな手段でもいいと思うんですよね。今の若い人たちは一生、同じ会社で働きたいっていうことはないと思いますし、それが今見たら回り道みたいな遠回りみたいな道だとしても、その行く先に同じゴールがあれば良いんじゃないのかなって思うので、まるっきりコネクトさん、行きたいところに辿り着くと信じて焦らず頑張ってください。


★From RN:17joint さん
先日、友人とタイに行ってきました。 僕たちの移動はもっぱら「バイクタクシー」。絶対に車の間をすり抜けて前へ行こうとするバイタクの兄ちゃんと一蓮託生で駆け巡ったタイの街の光景は妖艶でエネルギーに満ちていて、本当に素晴らしかったです。

☆KUN:
バイクタクシー、もちろん乗ったことありますよ。タイでもインドでも。ただ、本当に事故がやっぱり多いらしいんですよね。基本的にみんなものすごく運転が上手くてスイスイ、スイスイ。特にバンコクなんてすごい渋滞が酷いですから全く動かない時にバイクタクシーがヒュンヒュン、ヒュンヒュン間をすり抜けていくのを見ると、いいなーバイクタクシーにすれば良かったかなとも思うんですが、実際に乗って事故ったりとかっていう人もいますので、まぁ、本当にその兄ちゃんに託していいのかっていうのを常に考えながら乗ってください。タイのエピソードって、まぁ僕らは「リキシャ」が多かったですけども、知り合いでリキシャを買ってタイを1周してた人がいましたね。僕は本当はインドでリキシャを買って1周したかったんですけども、それはしませんでしたが、みんなバイクを改造して乗ってましたね。でも、どんなに改造したバイクよりリキシャの方がかっこいいんですよ。インドで走ってるリキシャはタイのよりひと回り小さいというか、カウルがついていて、元々は『ローマの休日』とかモッズの人が乗るので有名な「ベスパ」ってあるじゃないですか。ベスパ社が作っていた三輪カウル付きのスクーターを。まぁ、あれライセンス生産してるんですかね、全く同じに作ってるんですよ。緑と黄色っていうか濃い茶色だったような、なんとも言えない絶妙なツートンカラーで、今でも欲しいと思ってます。


★From RN:さくりょうパーク さん
神奈川の辻堂在住の43歳男です。夏休みを家族と北海道で1週間過ごした帰りの飛行機でこのメールを書いています。北海道とは思えない程の猛暑のタイミングで来てしまいましたが、夕張市由仁町で農家をやっている友人家族の家に泊まらせてもらい、親子供ともども連日楽しく過ごすことができました。 夫婦で登山が趣味なのですが、その友人は子供が産まれる前に北海道大雪山を夫婦で2泊3日で縦走した際に途中で仲良くなった方で、かれこれ13年の付き合いになります。観光地を巡る旅行も楽しいですが、友人と旅先で会うことを目的にする旅は何事にも代えがたいものだなと改めて実感しました。

☆KUN:
たまにこの番組でこういうお便りありますよね。登山をしている時に出会った方と友達になって毎年一緒に登るとか、そこを訪れるとか。多分一体感というか共有感がすごいそういう時って生まれるんでしょうね。苦労もするじゃないですか、辛い行動を一緒にすると。出会って過ごした時間が1日、2日でも、もう何年も前から知ってるような感覚になるっていうのは僕らが1人旅をしている時に電車で知り合った友達と今も連絡取り合ってたりとかっていうのに近いのかなって思うんですけども。北海道、もう3年ぐらい行ってないんですけど、暇でヒグマ牧場みたいな所が近くにあって、行った時に遠くから見た時は可愛いと思ったんですけども、ものすごい獣臭で。なんかあの匂いを嗅いだ瞬間にやっぱりヒグマっておっかないなっていうか、これが近くに突然現れたらなかなか対処できないんじゃないかっていう、ものすごい体臭なんですよ。皆さん、熊の体臭って嗅いだことありますか?獣臭って言うじゃないですか。簡単に言いますけど実際の本当の獣臭って多分毛が逆立つっていうか、「危険、危険、危険」っていう信号が鳴るような匂いです。最近、人間とクマの生活圏の距離っていうのがどんどん近づいていて、どうするかっていうのが問題になってると思いますが、まずは皆さんヒグマがどういうものなのか北海道に見に行って、その匂いを嗅いでみてください。色々考えることがあると思います。

★From RN:えいひれ さん
私は今、地方で共同生活をしながら農業をやっています。都会を離れ、農業という地に根ざした仕事に就きながらも外国人の友人もたくさんできました。人と接するのが苦手だったのですが、人と会い話すことがこんなにも楽しいのかと大きな変化もあまりした。その時にいる人たちとご飯を食べ、酒を飲み、ギターや太鼓で歌ったり踊ったり。そんな場にいられることに感謝の日々です。 人との繋がりの不思議さ、面白さをここに来て感じます。

☆KUN:
まだ27歳と書いてありますが、早い時期に農業を始めたんでしょうね。多分、普段東京とか都会で人に会うと何話していいか分からない、知らない人に自分が話しかけることがなんだか分からなかったりするっていうこともあると思うんですけど、何か同じ作業をしたり、1つ共通のものってのがあるとすごく人と話しやすいのかなと思うんですよね。例えば野球が好きになって急に野球場に見に行ったら隣の人と喋ろうと思ったら喋れると思うんですよ。そのチームについてとか。そうやって行くと世界ってどんどん広がっていきますから、是非、えいひれさんも色んな所に行ってみてください。


★From RN:かがなわ さん
3年ほど前からふらっとリスナーになった47歳です。中学からの友人が「離婚する」と連絡してきました。毎年、決まった時期に顔を会わせるのが恒例で、それ以外のタイミングでは連絡し合わないのですが、珍しく「電話したい」ということで何だ?と思っていたら、その話でした。命に関わるような知らせではなく安心したものの片隅に心配もあり、なにか彼や彼の家族の今後を景気づけることができないかと考えています。「離婚パーティー」なんかできたらどうか?とも思うのですが、訓市さんは「離婚パーティー」や、それに近い催しを主催したり参加したことはありますか?

☆KUN:
離婚パーティー。まぁ、時と場合によるんじゃないんでしょうかね。バンドみたいに解散するっていう家族の集いに参加したことはありますけども・・・。「そろそろみんな大きくなって、それぞれやりたいこともあるから。親だっていう事実は変わらないのだから、もう解散しましょう」みたいな。「こんなに長くバンド活動を続けてきて解散ですか?」みたいな。「音楽性の違いだ」みたいな。でも、なんとなく言いたいことは分かる。まぁそういう時には行けますし開催もできますが、修羅場の場合は離婚パーティーなんかやったら大変ですよね。例えば片っぽの方の離婚パーティーを楽しくやるなんていうのが漏れたら、もう片方が怒鳴り込んで来るに違いないと思うんですよね。「能天気にパーティーなんかしやがって、参加費の金を全部よこせ。慰謝料にしてやる」みたいなことも起きないとも限りません。と言う訳で、かがなわさんのそのお知り合いがどういう形でお離れになるかによるんじゃないんでしょうか。