TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING

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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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--- 水無月の“お便り”ナイト ---

番組リスナーから届いた“お便り”から
訓市が独断でセレクトして紹介
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。

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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎！

そして、旅の話だけでなく、
仕事、進路、人間関係から恋愛、夫婦・親子関係まで
全ジャンル、全テーマにご対応！
曲のリクエスト、選曲のオーダーにもお応えします。

番組サイトの「Message」から
“お便り”を送信してください。

KUNICHI was talking

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★From RN：BOY さん
私は今日、妻と9回目の結婚記念日を迎えました。2人で結婚当時に住んでいた街を訪れて普通の町中華でビールを飲んだり、近くのお寺や植物園をぶらぶらして、夕方には、これまた大衆居酒屋でレモンサワーを飲みました。難しい植物の名前をよく分からないねと笑い合ったり、前日に見た映画の解釈で白熱したりとインスタ映えとは程遠いけれども、かけがえのない1日になりました。先日の放送で訓市さんが今年の誕生日のお話をされていましたが、過去の誕生日や記念日で思い出に残っているエピソードがあればお伺いしたいです。

☆KUN：
何かと思ったら9年経ってもホットホットな2人の話でしたね。仲良く、そんな他愛のない1日で素敵な時間だと思えるってことが本当に良いことなんじゃないかなって思います。誕生日、思い出に残ってるエピソード・・・友達が誰かしら祝ってくれて、まあ飲み過ぎて訳がわからないまま帰って細かいことを覚えてないっていうのが自分の誕生日ですね。絶対誕生日に寿命が縮んだなっていうぐらい飲んじゃうんで、だいたい写真とかをもらうと後半でボトルとか持ってすごい顔してるんですよ。もう油ギッシュな。来年こそはそんな写真を受け取らないような誕生日にしたいと思います。


★From RN：cyellow さん
久しぶりに聴いてます。最近はこの時間は仕事時間です。部屋中にボブ・ディランのハーモニカが響いてます。いいなあ〜。近頃はブルース・スプリングスティーンを聴きます。「the river」 サビの部分がいいなあ〜と思って、よく聴いてます。「secret garden」 をヒントに6月はポートランドへ行ってみます。昔、シアトルで知り会った人に「ポートランドへ行かない？」と誘われたことがありましたが、 「今」です (笑)。 時間が経つのは早いですね。野村さんが誕生日の話をされる度に、そろそろ、私の誕生日だ・・・と。のびのび世代というか体質でよかった。そんな風に思う今日この頃です。

☆KUN：
のびのび世代風なお便りをありがとうございます。こう、ポツポツ思った通りのことを全く関係なく書かれていますが、風みたいな感じで良いですね。ポートランド、ずいぶん行ってないですけども、昔は「おしゃれだ」「平和だ」「アメリカ人が引っ越したいナンバーワン都市」って言われてましたが、多分なんかコロナ以降ですかね、結構ちょっと荒れたり、あんまり活気がないみたいなことを伺いましたが、どうなんでしょうか。cyellowさん、ぜひ行って実際はどんなところなのか見て来てください。飲み屋が多くて、全米1ストリップ小屋が多い街。それがポートランドで、女性の人たちとかも友達同士で「今日どこで飲む？」って言って、普通にストリップで飲んでたりするらしいんですよ。余興だって言って。何が言いたいかっていうと、やたらとリベラルな街で、僕もそんな女性たちのようにすごくカジュアルにストリップで飲んだりしましたよ。あくまで余興ですよ。すごい老舗のお店とかに行くと昔の花園神社で出てた見世物小屋的な怪しくてカラッとした芸をするダンサーの方たちがいたり面白いんですよ、本当に。というわけでポートランドに行く皆さんはぜひそんなものを試してみるのもいいかもしれません


★From RN：どねとく さん
今年で40になる男です。10年前、妻とお付き合いをしていた頃から毎週の楽しみに聴いています。 昨年の冬、2ヶ月ほど、病気で入院していました。 死にも繋がりかねない急な病で不安を抱えながらの毎日。そこで出会う様々な患者さんとのやり取りや、仕事や家族との関係を振り返る時間は、まさにtraveling without moving でした。 幸い、治療の甲斐もあり退院となった春先のこと。 終わりを迎えてしまったクリス智子さんの番組でかかったカーペンターズの「Sometimes」が、そこで過ごした日々での想いを代弁してくれました。 "I have forgotten to say thank you" ・・・医療、福祉、家族、仕事で関わる人々。 自分はこんなにも多くの感謝すべきことに囲まれているのだという気づきと、きっと、また時間が経つにつれて忘れてしまうのだろうという悲しみ。 どうにかこの想いを忘れることのないようにと、こうしてお便りにすることにした次第です。 リクエストはカーペンターズの「Sometimes」でお願いします。 訓市さんも皆さんも何でもない毎日が多くの感謝に溢れていることと、体がおかしな時には病院にしっかりかかることを忘れないでほしいなと思います。

☆KUN：
「本当ですよね」としか言えない内容ですけども、まあ本当この世の中、自分1人で生きてるってことは絶対にないですし、日々誰かのお世話になっていることにだんだん気づかなくなるものなので、そういう気持ちは忘れたくないなと思いますし。僕ももう50過ぎてますけど体の調子を急におかしくしたりとか、目上の方で突然亡くなったりとかっていうのがやっぱり増えてきて、こう少しずつ自覚があって病気になったりして治るっていう人の方がたぶん少ないんですよね。今まで平気だったからずっと平気だろうっていうのが、ある日突然そうじゃなくなるっていうのが病気で。なので、定期的に検査に行くとか、僕の年上の知り合いとか3ヶ月に1回採血してるみたいで、やっぱ血を全部データに取っとくと何かがあるとすぐ分かるらしいんですよ。「そんなに健康に気をつけてどうするんですか？」って言ったら、「健康だって思えるから毎日酒が飲める」って言ってて、なるほどなって思いました。


★From RN：ゴーディ さん
私は今、メキシコのPlaya del Carmenの、とあるホステルに滞在しております。エアコンがほぼ機能しておらず、お酒を飲んだ後の自分には高すぎる部屋の気温でなかなか寝付けません。 それはさて置きこのメキシコ旅、東から西へと横断をしようと思っております。 カンクンから始まり、海岸線を南下して西へと進み、北上して行く予定です。諸事情あって1週間以上、最初の都市にてゆっくりしておりましたが、時間にも限りがあるので歩みを進めていきたいです。今後、また暑い部屋に巡り合った時のために、対処法を何か伝授いただければと思います。

☆KUN：
エアコンね。僕らもバックパッカーの時はホテルの部屋を見る時にエアコン付きとエアコン付きじゃないっていうので選ぶんですよ。値段が全然違うし、そもそもエアコン付きの部屋が1個もないホテルっていうのもたくさんありましたし。いつ取れちゃうか分からないほど揺れる天井のファンを見ながら暑くて寝れないって身悶えた夜。対処法。1番乱暴なのはベッドを水浸しにして寝てましたけど。蒸らすんですよ、全て。普通だったら体温奪われて風邪ひくと思うんですが、本当に暑いと乾いちゃうんですよね。その濡れていたベッドもすぐ。で、それを繰り返して寝る。だけどそれ、あんまりオススメできないような気がします。それ以外、酔っ払って気絶して寝るっていうのが一番早いですけどね。絶対寝れますから。メスカルのお世話になるのはいかがでしょうか。


★From RN：ガトナ さん
40代の男です。 先日、友人が営む会社が創業5周年を迎えたのでお祝いをしました。 彼はコロナ禍に会社を立ち上げたので売り上げ作るのに苦労してる中、家庭内の問題も抱えており、本当に大変で疲弊する数年間を過ごしてきました。 それでも最近は会社の業績も上々で、家庭の問題も整理がつき、本人の元気も戻ってきました。本当に良かったなと思います。 数年前にその友人に誘われて始めた登山は今では私自身の趣味になりました。当の友人はしばらく山から離れていましたが、先週久しぶりに一緒に山を登ることができ、「登山を再開したい」と言ってくれました。 また一緒に山に挑戦できること、そして何より彼の元気が戻ってきたことが嬉しくて、そんな気持ちを訓市さんに伝えたくなりました。

☆KUN：
友達が元気になったということで何よりですね。コロナ禍に僕の知り合いでもお店を開けちゃったりとか、そういうとんでもないタイミングで仕事をスタートしてしまったっていう友人が何人かいまして、普通に今までやってても苦労する時期でしたから、いきなりそんな時に立ち上げて大変だったと思うんですけど、それを乗り越えて今も頑張ってる友人たちがいます。本当によくやったねっていう感じだと思うんですけど、コロナってなんだったんですかね。始まったのが2020年で5年前だっていうのも信じられないんですけども。もう2度とああいうことがないと良いなあってよく思います。


★From RN：ヤンバルクイナ さん
1月頃のオンエアで、あるリスナーさんからのメールで「直江津のタイ料理屋」というワードが聞こえてきました。東京という地で我が地元である「直江津」というワードを聞いたので、物凄く印象に残ると同時に、行ってみたい！という衝動にかられました。 と言うことでGWを利用して帰省し、妻と2人でそのタイ料理屋さんに行ってきました。ご夫婦で営まれているお店で、雰囲気が凄く良く、料理はとても美味しいお店でした。お店を出る時に「ラジオで聴いて、こちらのお店に来た」と奥様に話しかけたところ、訓市さんのラジオを聴いて仕込みをしているということでした。ラジオを通じて新しい発見、出会いがあり、何だか嬉しくなった今年のGWでした。訓市さんは地方に行った時に必ず行くお店はありますか？あと、こんなお店が好き！というのがあれば教えて下さい。

☆KUN：
このラジオで仕込みをすると美味しくなるんでしょうか。有名な松坂牛とか神戸牛でクラシックをかけながら牛を育てるっていうのを思い出してしまいましたが、良い音楽を聴かせるとお肉も美味しくなるそうです。ラジオ聴いて美味しくなるかどうかは分かりませんけども。地方に行った時、行くお店とかってありますよ、もちろん。大阪とか京都とか自分がよく行く所は必ず食べに行くって所がありますし、初めて行く所もその地元の人に聞いていきますけども。どういうお店が好きかって言うと、すごく古いお店が好きですね。始まって何十年もやってるとか。あと、言い方は失礼ですけども、「訓市さんってB級グルメが好きなんですね」とか言われるんですけど、「誰がAだかBだか決めてるんだ」って怒るんですけども、B級グルメの本みたいのを見せられたら悲しいぐらいに自分が良いなと思ったお店が載ってるんですよ。だから多分、僕はB級なんです。A級って言いたいですけど。なので、そういうお店が好きです。敷居が高いお店は苦手です。