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Let's travel! Grab your music.
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- 皐月の“お便りナイト” ---
番組リスナーの皆さんからお寄せいただいた
“お便り”の中から訓市が独断で選んで紹介
曲のリクエストや選曲のオーダーにも
お応えします
今の季節にピッタリとハマる
「ドライブソング」と、
その曲にまつわるエピソードも大募集中!
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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の20時に最新版をアップします。
こちらも聴いてください〜
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
そして、旅の話だけでなく、
仕事、進路、人間関係から恋愛、夫婦・親子関係まで
全ジャンル、全テーマにご対応!
曲のリクエスト、選曲のオーダーにもお応えします。
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Boulvard Of Broken Dreams / Green Day
Full Speed / Terrace Martin
Members Only / Bobby Blue Bland
Lucky Guy / Kim Wilde
Oneluv / JJJ
Dancing In The Moonlight / Pomplamoose
Over The Rainbow / Ray Charles
September / Taylor Swift
The Departure (from Gattaca) / Michael Nyman
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:モロコーン さん
妻と結婚して1年が過ぎました。仲は結婚する前より良く、毎週末、出かけるくらい楽しく毎日を過ごしておりますが、最近、新婚旅行に行っていない事に気づきました。正確に言うと、行こうと思ってるのですが2人とも忙しさから予定合わせられないのと、お金を貯めて満足いく旅行にしよう。その2つの理由から先延ばしになっているのです。そこで、訓市さんに質問なのですが、夫婦新婚旅行におすすめの場所、どこでしょうか。難しい質問になってしまって申し訳ないのですが一生に1度の旅行、2人が好きな訓市さんに決めてもらえたら、こんな幸せな事ないと思っております。
☆KUN:
新婚旅行ですか。勧めたら本当にそこに行ってもらえるんでしょうか。ならば答えは一択。熱海です。東京から近く、日帰りで帰ることもできる昭和を味わうことのできる大きなホテルとしっぽりとした小さなホテルもあると思います。こうやって言っても絶対に嫌だってなるじゃないですか。なので2人でじっくり考えて決めた方がいいと思うんですけども、どこがいいんですかね。でも普段忙しくてバタバタしているんだとしたら、例えばヨーロッパの街を電車で移動するとかっていうのも思い出深いと思うんですけども、2人っきりで海があるコテージとかでボーッと過ごすっていうのもそれはそれで中々持てない時間になると思うので良いんじゃないんでしょうか。
★From RN:ファータル さん
大学4年の21歳男です。大学生活も残り少なくなり色んな思い出を振り返る中で、1番記憶に残っているのは2年の春休みに高校の友人に誘われて2人で地元広島から東京までヒッチハイクを決行したことです。 誘われた当初はあまりノリ気になれませんでしたが、友人のキラキラした眼差しに引かれて誘いを受け、結果、4台ほどの車に乗せてもらいながら丸3日ほどかけて無事に東京へ辿り着くことができました。着いた時は2人とも何とも言えない高揚感に満ち溢れていたのを覚えています。そして何よりも大学生になり1人暮らしを始めて家に引きこもりがちだった自分を外に連れ出してくれたこと、一生の思い出を作ってくれた友人にはとても感謝しています。
☆KUN:
ヒッチハイクですか。しかも2人を乗っけてくれたっていうことは乗っける人も割とリスクがあるじゃないですか。例えば、僕が1人で車を運転していて2人組を乗っけた場合、僕が少数派じゃないですか。襲われたら大変だ。だから普通はあんまり2人組って乗っけたがらないと思うんですけども、きっと目がキラキラしてたんじゃないんですかね、ファータルさんたちは。だから拾ってくれた人がいたんだと思いますが、アメリカで同じことをしたらね、2人は2度と帰ってこなかったなんていうオチがついちゃう話もたくさんありますから、気を付けてほしいんですけども・・・。いますよね、朝、東京で言うと用賀の方でマクドナルドの近くに紙持って乗っけてくれっていう人たちがいて、微笑ましいなと思いながら朝マックを食べた記憶があります。
★From RN:ベンツネコ さん
初めまして。野村さんより少し歳を重ねているリスナーです。25年前に日本を離れ、現在は台湾で生活をしています。私も中学生の時からずっと音楽を聴き続けています。学校には友人と音楽の話をするために通っていたようなものです。そんな友人たちとは今も付き合いが続いています。しかし最近、彼らに音楽の話を求めてもあまり熱心な返事がありません。以前と違って音楽を聴くというより聴き流している感じのようです。私は変わらず過去から聴き続けている曲に加え、未だ新しい音も求め続けています。友人たちが普通なのか、私が変わっているのかは分かりませんが、少し寂しい気持ちになります。海外生活がいつまで続くか分かりませんが、どこにいてもこの番組、そして音楽が身近にある時間を大切にします。
☆KUN:
音楽だけじゃないんですけど、様々なことって常に意識してないと、例えばよくこの番組で言いますけど新しい音楽を2年、3年って全く聴いて無くって、久しぶりに色々聴いてみようかと思ってもどっから手をつけていいか分からなくなったり、どこに良さがあるのか分からなくなってしまうんですよね。定期的に聴いていると、最近気に入らないけどこれは良いなとか聴き方が分かるようになるんですが、間を開けてしまうと分からなくなるっていう。歳をとるとそれだけ色んなことをもう知っていたり、仕事も忙しいし、趣味でも他に時間を取られているなんてやっていると音楽にそんなに集中して聴かないっていう人が多いと思うんですよね。昔好きだったもので十分だって。で、そうなっちゃうと聴き方が分かんなくなってしまうっていうのが正しいような気がしますけど、僕はこのラジオをやって良かったなと思うのは自分もやっぱりラジオをやる以上、自分の好きな昔の音楽だけをかける気も毛頭ないですし、今ある音楽で自分が好きな感じのものがあったら見つけてかけたいなっていう気持ちが始める前よりもちろん強くなりましたから。それが自分の耳をまだ若くしてくれているというか、聞き方を見失ってないといいますか。なので、皆さんも音楽は聴き続けてください。自分の昔の好きな曲だけを聴くっていうことではなくて、今の音楽も選り好みせず1度は聞いてみるっていうのはすごく良いことなのかなって思います。
★From RN:ノックアウト さん
初めてラジオに投稿させていただきます。 5月に東京から大阪に異動が決まり、これから嫁・子供を東京に残して初の単身赴任生活が始まります。ありがたいことに本日は取引先の方々と送別会を開いて頂いた帰り道に投稿しております。 その取引先の方々とは3月末にアメリカのテキサスに同行出張に行きました。その際に私がアメリカの高校、大学で過ごした学生時代に映画館で観た『ロスト・イン・トランスレーション』を携帯にダウンロードして、アメリカまでの12時間のフライトの中で改めて観ました。今、大人になってからのこの映画は学生時代の時に観たものとは全く違う見え方をして、それなりに歳をとったのだなと思いながら、一方、いま日本に旅行にくる外国の方々はあの映画ほどロストしないのだろうなと思いながら、当時の学生時代を思い出しました。 これから新しい舞台に飛び込むことになり不安もありますが、違う世界に飛び込む際にここだけは気をつけなければならないことがあれば、是非ともアドバイスを頂けたら幸いです。
☆KUN:
『ロスト・イン・トランスレーション』は本当にプレミアの時以外観てないんですよ、恥ずかしくて。なんですけど、観た時の自分の感想っていうのはあれはすごく極端な状況を示すために東京を舞台にしてますけど、新しい国に行った時とか新しい誰も知らないちょっと風習が違うとこに飛び込んだ人たちの感情にすごく訴える映画なんじゃないのかなって思いました。あの映画で日本人が少し笑われてるんじゃないのか、人種差別なんじゃないのかっていう風に書くメディアもあったんですけど、自分が手伝った作品だから庇う訳ではなくて、僕もアメリカ初めて行った時にアメリカ人ってなんて滑稽なんだって、あの映画みたいに思ったんですよね。『ロスト・イン・トランスレーション』の中ではシャワーも何もすごくちっちゃくて頭より低いところにあるっていうのが笑い所だったと思いますが、僕がアメリカ行った時はどこもかしこも大きいし、トイレに行っておしっこをするところの台が異常に高いじゃないですか。こんなに高いところにあって子供が立ちションできるのかって思ったり。ファーストフード店に行ってコーラを頼んだらカップの大きさが大丈夫これ?っていう。こんなに飲んでいいの?っていう。だからそういうギャップがすごく面白かった映画だなって僕は思ってます。新しい舞台に飛び込む、これだけを気をつけなければならないっていうのは、無理をしない。当たり前のことですけど。あとは、知ったかぶりをしないっていうか、分からないことは最初に分からないって言うのがすごく大事なんじゃないのかなって思います。知らないことを知らないって言って教えてもらっていくっていうのはすごく大事なことで、何でも「知ってる知ってる」って知ったかして行くと、何か色々上手く行かなくなることが多い気がします。大阪、僕は最近人工的になってしまった東京よりまだ活気があって良いと思ってますから・・・ノックアウトさん、美味しいご飯もありますし、行った以上は楽しんで過ごしてください。
★From RN:名前なし
3月上旬に3泊4日の「弾丸NYひとり旅」に行ってきました。羽田からJFK行きの飛行機で隣に座っていたアルゼンチンの女の子が空一面に広がる雲を一緒に眺めて、「海みたいだね」と微笑み合ったり。NYのカプセルホテルの共同キッチンで出会ったジャマイカ人のOLさんが私の質素な朝ご飯を見て、IHOPで買ったパンケーキとソーセージを分けてくれたり。 Momaのカフェで働くスペイン人のおじさんが「Joe coffee」を教えてくれて、実際に行ってみたり。人との出会いを通して計画していた以上の思い出ができた旅になりました。 ひとり旅は楽しいけれど、安全に帰ってきたからこそ感じるもの。またいつかNYに行けるように明日からの仕事も頑張ろうと思います。
☆KUN:
ニューヨークは、そうですね。やっぱりものすごくエネルギーがあるというか、街中にずっといるような感じじゃないですか。それこそ渋谷のど真ん中とか原宿らへんに住んでるような感じですから、気も張るし、疲れる時はものすごく疲れると思うんですけども、それだけ刺激もやっぱり多い町なのかなと思います。もうずいぶん長い間、毎年行ってるんで街の変化っていうのもずっと見てきましたし、「最近は変わって、つまんないんだろう?」って友達に言われたりしますけど、確かに変わりましたけどそれはそれでまた面白い変化なのかなと思えたり。飽きない場所ですね。名無しさんも頑張って働いて、早くまた行けるように。
★From RN:もじゃお先輩 さん
野村訓市さんへ、こんにちは!私は、新中学2年生になりました。いつも楽しく番組を聴いています。最近、学校の宿題や部活で忙しくてちょっとずつ大変と感じることが増えてきました。毎日やることがたくさんあって気持ちが落ち着かなくて、うまく気分転換ができないんです。そんな時、訓市さんはどんなふうにリラックスして忙しい日々を乗り越えていますか?ぜひ、アドバイスをもらえたら、嬉しいです。
☆KUN:
中学2年生。なんですかね、こう文章もハキハキしてるというか、若さってこういうところに出るんですね。僕らには絶対に書けないお便りなんですけども、何なんでしょうか。どんなふうにリラックスして気分転換をするか、オススメの方法があるんですけど、もじゃお先輩にはまだ早いかなっていう。ね。まだ14歳。いま上手く気分転換ができないって年齢的にもあるのかなってすごく思います。僕が中2の時って多分それこそ成長期でホルモンが活発に出て、急に喉仏が出てきたりとかっていう中ですごくイライラしたり、すごく眠くなったり、自分の体が自分で手に負えないっていうのがそのくらいの年齢だったような気がします。なので、なんで自分が上手く気分転換ができないんだろうとかあんまり深く考えないほうが良いっていうか、気持ちが落ち着かないって言ったら、それは今そういうリズムだからしょうがないんだなって。じゃあ落ち着くまでどうしようか。映画が好きだったら落ち着くまでちょっと遅くなっても映画を観ても良いと思いますし、散歩に行ってもいいし、爆音で音楽を聴いてみたりするのも良いし。これをすれば絶対っていう方程式がまだまだ見つからない年齢だと思いますけど、嫌なことがあったり気分が落ち込んでも次の日には持ち込まないように。学校がつまんなくなるじゃないですか。友達と毎日会ってくだらない話をして過ごせる。それってすごく幸せなことで、そんな時間を楽しんでください。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


