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Let's travel! Grab your music.
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#535 --- “お便り”ナイト ---
新年を迎えて最初のサンデーナイトは、
リスナーの皆さんからお寄せいただいた
“お便り”の中から訓市が独断で選んで紹介。
旅の思い出、恋愛、仕事、進路、人間関係など、
2025年も何でも受け止めてコメントします。
曲のリクエストや選曲のオーダーにも
お応えします。
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引き続き、毎週1名の方には、
「500回オンエア記念Tシャツ」をプレゼント中!
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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の20時に最新版をアップします。
こちらも聴いてください〜
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
訓市がセレクトした“お便り”の中から
毎週1通を厳選して、
「番組オリジナルTシャツ」をプレゼント!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Wreckage / Pearl Jam
Shotgun / Gallant
Anyone In Love / Jalen Ngonda
Mash Down / Tradition.
A Happy New Year / 松任谷由実
Mood For The Tropics / Cecil Lloyd
Green Grass Of Tunnel / British Salt Power
Shine / Years & Years
Tokyo Night / Vulfmon
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:ヤンバルクイナ さん
訓市さんはご自身の「前世」って何者だろうと考えたことはありますか?私は自身の前世は「メキシコ人」だと思っています。理由としては、お酒はそんなに強くないのにテキーラは飲める。そして美味しいと感じる。タコスが大好きで食べると止まらない。テレビに映るメキシコの風景が好き。「アルバカーキ」という都市の名前が忘れられない...などなど。これはメキシコに絶対に縁があるなと勝手に思っています。ちなみに、妻は前世は「韓国人」だと言っています。訓市さんの「前世考察」をお話しいただけると幸いです。
☆KUN:
前世とか輪廻転生ってやつですね。物理学的に言うと輪廻転生っていうのは存在するそうなんですよ。要は僕らが死んで体が分解して、その物質が何かに取り込まれたりして、何かまた違う生物に取り込まれたり生まれたりするわけで、そういう意味では輪廻転生はあると僕も信じてるんですけども・・・、前世が人間かどうか分からないですよ。みんな前世は侍だったとか占い師だったとか適当なこと言いますけども、僕が一番好きなのはあれは確か「行け!稲中卓球部」か同じ作者の漫画で、主人公の1人が「あなたの前世は黄色い海パンだ」って言われてたんですけども、そういうことだってあるかもしれませんよ。
★From RN:みのむし さん
今年の秋、新卒から8年勤めた会社を辞めて転職しました。辞めるまでの期間、本当に目まぐるしく、毎日終電まで働きながら一級建築士試験の勉強をしたり、親が病気になってしまい家族のサポートしたりと常にソワソワしたりハラハラ悩みが尽きない、何かに追われた時間が続きました。 ちょうど転職先が決まり試験も終わって色んな目処が着いた頃、こんな機会は中々ない!と、父と母と3人でドイツ・ベルギー・フランス・オランダの周遊旅行に行きました。土地は近くても行く国々で見える景色や文化が違ったり、移動中の車窓からは牧場で牛がのんびりしている景色が続いたりと、日々せかせかとタスクをこなしていた自分とは大違いの過ごし方があるということに気付かされました。色んなことが嫌になったら逃げ出してもいいかもしれないと思えて少しホッとしました。今は新しい職場でイチから信頼関係を積み上げるべく日々食らいついて、環境に慣れるだけで体力が持っていかれますが、ワクワクしております。今後は消費され過ぎず、心配し過ぎず、適度に楽しみながら過ごしていきたいと思っています。
☆KUN:
まぁそのために有給とかお休みがあるという訳で、仕事が趣味で毎日仕事してないと嫌だっていうような友達でも、やっぱり土日とかに体力とか回復してたり、あとお休みで何かいつもと違うことをしたり遠くに行くことって、何ですかね?行くだけで短いから余計に体が疲れるって言う人もいますけど、体は疲れても仕事の時とは違って心は充電できるっていうのが旅行のいいところで、今はそんな場合じゃないかなとか、すごく追い立てられてストレスを感じてる時こそ、ぴしっと休んでリチャージするっていうのが大事だと思います。
★From RN:ねむけ
34歳会社員です。12月末で現在勤めている会社を退職し、今年から新しい会社に所属します。これまで仕事をしていて、理不尽や不満を感じることは多くの場面でありましたが、送別してくれる上司や同僚、クライアントにはとても感謝しています。自分で選択したこととは言え新しい環境に移ることはワクワクするだけではなく、正直不安もかなりあります。転職を考えたタイミングで独立することも考えましたが勇気が出ず、今回は踏み切れませんでした。30代半ばに差し掛かり人生のキャリアを固めて行くべきなのかもしれませんが、足元が定まっていないようにも感じています。 野村さんは若い頃から自分のやりたい事を通しているように印象受けますが、それを実行していく上で不安はなかったでしょうか?また、自分のやりたい事を突き通すために“必要と考えていること”があれば教えてください。
☆KUN:
なんですかね。別に30半ばでふらふらっていうか、選択肢が無尽蔵にあるより絞れてきてると思うんです、自分は。あれは嫌だったとか・・・。それが分かっただけで良しとするべきだとすごく思いますし、悩みって絶対尽きないですし、新しい職場は楽しいこともありますが、もちろん前と同じように嫌なこともあると思いますし、その嫌なことっていうのを本当に何で嫌だって受け取っちゃったのかとか、その対処法を自分で変えて行かないと同じことになってしまうのかなとも思います。やりたいことを突き通すために… そうですね、心が揺らいだことっていうのはあるんですよ。お金が無い時にぼろくそに言ってた業者の人たちから仕事が来て、しかもすごいギャラがいい。どうしようどうしよう、これがあったら家賃払えるし…とかっていう時は、前もお話しましたけど18、19の頃の自分を頭の中に呼び出して聞くと、「お前だっせーな」って言われることはぐっとこらえて頑張ってきました。人生40過ぎるぐらいまで痩せ我慢だったような気がします。でもその先に少し光が見えてくる。そんな感じじゃないでしょうか。なので、ねむけさん、まだ34歳ということで、5年以上あるんですよ、40までに。それまでに決まればいいぐらいでいいんじゃないんでしょうか。
★From RN:仙台のランページ さん
今、山形から仙台の電車の中で手紙を書いてます。旅をしてる訳ではありませんが、毎週出張がある為、その度に旅行気分を味わいながら聴いてます。田舎と言いたくはありませんが、今乗ってる電車は田舎を繋ぐ電車。寝てる人、海外の様に椅子で行儀悪く休む人、たくさんいます。「楽しい年末で終えたい」・・・そう思ってる時に訓市さんのラジオを聴くとこの状況が何かハッピーな気持ちになり、自分がイケてる人なのではないかと錯覚してしまいます。
☆KUN:
ちょうど年末に送っていただいたお便りだと思うんですが、電車、いいですよね。 この番組をやってると、電車旅をしましたっていう時にお便りをくれるリスナーのみなさんが多い気がするんですけども、昔はそれが当たり前だったので電車旅のことをたくさんの人が書くことは無かったと思うんですが、今はその電車の、特に寝台列車とかローカル線というのはものすごく非日常的な行為みたいになってきたような気がします。新幹線以外で遠くに行く人ってなかなか聞かなくなりましたよね。新幹線で、例えば仙台に行ったらそっからレンタカーでどっか行くとか、ローカル線を乗り継いで、どっからバスで遠くに行くってことはなくなってきたような気がしますが。だからこそ、たまにやるとものすごく気分がウキウキするんじゃないんでしょうか。
★From RN:もっち さん
私は19年勤めた会社を退職し、長年趣味として続けてきたコーヒーの焙煎を生業とするため独立しました。在職時は忙しかったこともあり、退職してしばらくは買ったままにしてあった本を読む、聴きたかった音楽を聴く、見たかった映画を観るなど、できていなかったことを消化していました。そんなゆっくりと過ごせた時間での最大の収穫はこのラジオとの出会いです。独立して期待と不安が右往左往している中、訓市さんの言葉やリスナーの皆さんのメッセージを聞いていると1人じゃないんだなと思えたり、励まされているような気持ちになり、明日も、来週も、頑張ろうと思えます。願わくば、独立して1年目の私に一言エールをいただけると幸いです。
☆KUN:
趣味として続けてきたことを生業にする。これはすごい楽しいと同時に辛い行為でもあると思うんですよ。今度はそれで稼がなきゃいけないっていうのがあるじゃないですか。なので、理想と現実っていうのが出てきたりすると思うんですけども、無駄を排除して、なるだけ自分のやりたい形に沿ったことをやりつつも、柔軟に対応して頑張ってください。1年目っていうのはご祝儀のような時間で、2年目からが勝負だと思うんですよね。時に気持ちがだれたり、くじけそうになったり・・・。それを超えて、深入りのコーヒーのように深く深く良い仕事をして頑張ってください。
★From RN:たっつん さん
29歳会社員の男です。先日、出張で来日した韓国の友達と約8年ぶりに再会しました。彼女とは20歳の時に語学留学で行ったマンチェスターで出会いました。たった1ヶ月間の語学留学ではありましたが、その後の人生の過ごし方に大きな影響を与えてくれたきっかけとなりました。親友との久々の再会はお互いの近況、仕事の愚痴、そして共通の趣味である“赤い悪魔ではない方のチーム”のことで話が尽きず、8年のブランクを全く感じない楽しい時間となりました。社会人となり家庭を持つようになった今もこうして関係が続いているとは当時は全く想像もつきませんでした。限られた時間の中でも行動し続けた当時の自分に感謝すると同時に、また未来の自分に感謝してもらえるよう今日も頑張ろうと思いました。この番組のリスナーには若い方も多いかと思いますので、その方々の背中を少しでも押せたらと思い初めてメッセージをさせて頂きました。
☆KUN:
ありがとうございます・・・と言いたいところですが、あなたは僕の敵、青い方のマンチェスターのチームのファンなんですね。まあ、僕たち赤い側の方の人間は「シティ」じゃなくて「マンシティ」と呼んでますけども、まあ赤いチームの方も今シーズンは監督が変わったりいろいろゴタゴタしていて、決して上手くはいってないんですけども、青い方のチームが上手くいってないっていうのは大変気持ちがいいものです。オアシスは好きですけども、唯一気に食わないのがこの青い方のサポーターだってことで、ね。赤がんばれ。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


