VOICES FROM NIHONMONO

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中田英寿 鹿児島の旅 農研機構 果樹茶業研究部門 枕崎茶業研究拠点

日本の本物とその作り手の声を聴く、VOICES FROM NIHONMONO。

これまでに佐賀の嬉野、福岡の八女、埼玉の狭山、
鹿児島のお茶もご紹介してきましたが、
今回はこれまでご紹介していない お茶のプロを訪ねました。

伺ったのは、農研機構 果樹茶業研究部門 枕崎茶業研究拠点。
農研機構は日本の農業と食品産業の発展のため、
基礎から応用まで幅広い分野で研究開発を行う機関で、
国立研究開発法人です。

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お茶の歴史から今に至るまで。
そして今、お茶はどう変わろうとしているのか?
枕崎研究調査監の 根角厚司さんに伺いました。

今回訪ねた農研機構 果樹茶業研究部門 枕崎茶業研究拠点は今年2020年で創立100周年。
輸出を目的に日本茶産業が始まった当時、
紅茶の開発をする研究所としてスタートしました。

こちらではお茶の品種改良が行われており、
敷地内の畑には様々な品種の苗が植えられています。

品種改良にかかる時間は数十年。
1年に2万くらいのおしべとめしべをかけあわせ、
選び抜いていき、最終的に一つに品種に絞られます。
その間およそ20年間とも言われ、
ようやく完成した品種が私たちのもとに届くころ、
ブリーダーさんにとって過去の品種になっているほどだと言います。


「品種の力、栽培の力、仕上げの力。
3つがあわさらないと、いいお茶はできない」と根角さんは仰います。

品種のブリーダー、生産者さん、茶商の皆さんの手によって
途方もない時間と手間をかけて出来上がるお茶。
想いを馳せると味わい方も変わるかもしれません。