VOICES FROM NIHONMONO

ARCHIVE

選んでください。

中田英寿 徳島の旅 大谷焼

日本の本物とその作り手の声を聞く、VOICES FROM NIHONMONO。
中田英寿さんがたずねたのは、徳島県北部の鳴門市。
大麻町大谷という地区受け継がれる陶器、大谷焼の窯元、大西陶器をたずねました。
お話を伺ったのは大西直紀さんです。

写真

この大谷焼、鳴門市の大麻町大谷、という地区で作られていることから大谷焼、
と呼ばれています。その始まりは江戸後期の1780年頃。
徳島で有名な藍染めの工程で使われる、身の丈ほどの大きな瓶も大谷焼ですが、
「寝ろくろ」という技法で作られます。
一人が作業台の下に寝ころび、足でろくろを回し、
もう一人が粘度を形作るという珍しい方法。

大西陶器では社長の大西義浩さんが立って 陶器の形を手で作り、
奥様の恵子さんが寝転んで、ろくろの下の部分をけって回してらっしゃるそうです。
呼吸のあった二人でないとできない寝ろくろ。
お二人のの共同作業が大きな陶器を生み出しています。
また、この寝ろくろを行うのは、今も残る6軒の窯元のうち、
大西陶器を含む 2軒のみなのだそうです。

写真

大きさだけでなく、備前焼の様な赤茶色も特徴的。
大西陶器では徳島の伝統工芸、藍染めにちなんで藍色の作品を作っています。
使われるのはコバルトと、藍染の染料を作るときに、捨てられてしまう木の灰。
それを釉薬に混ぜて再利用し、美しい藍色を生み出しています。

また大谷の鉄分を特殊な焼き方で、金色が出る事もあり、
1個1個、色の出方が違うのだとか。

写真

以前は、会社勤めをされていた直紀さん。20代の頃に徳島に戻り、
おじさんのやっていた窯を継ごうと決心されました。

黒い、茶色い、重たい、というイメージを持たれているとおいう大谷焼。
日常で使ってもらえるように、手に取りやすい価格で、
かわいらしいデザインの作品を作られています。


伝統の技と大西さんの想いがこもった大谷焼。
是非サイトでご覧ください。

大西陶器

写真

写真