
2026.05.10
吉岡里帆がナビゲート!
心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える
「UR LIFESTYLE COLLEGE」。
より豊かなライフスタイル、より良い生き方とは?
自然とのふれあい、生きた街の音、素敵な本や映画、音楽、
そして、人とのつながり・・・
様々なジャンルのゲストと考えていきます。
ゲストは、城郭ライターの萩原さちこさん!
そして後半は「GOOD LIVING COLLEGE」。
毎月2週目は、料理家・養生デザイナーの井澤由美子さんにお話を伺います。
今回のテーマは「ハーブ」です。
萩原さちこさんは、東京都出身。
小学生の頃にお城に魅せられて以来、城めぐりがライフワークに。
現在は、お城にまつわる執筆業を中心に、
講演・講座・イベント、メディア出演などでお城の魅力を発信!
唯一無二の存在として活躍されていらっしゃいます。
萩原さんは、お城を単なる古い建物ではなく
「社会の縮図」とおっしゃいます。
お城の本質は「上物(建物)」ではなく、
街道が交差するなどの「場所(土地)」にあるとのこと。
主が入れ替わり立ち替わり住み継ぐのは、
その場所がいつの時代も重要だった証であり、
そこには歴史の年輪が積み重なっています!
豊臣秀長の居城である「大和郡山城」。
秀長が最後に過ごしたこの城は、
「石垣にお地蔵様が使われている(逆さ地蔵)」で有名です。
これは単なる呪術的な意味ではなく、石材が乏しい土地で、
秀吉政権の専務格である秀長に相応しい豪壮な城を急ぎ築くため、
付近の石仏などを転用せざるを得なかったという、
当時の切迫した情勢と権威の象徴でもあります。
現代人の感覚ではお城は「特別な観光地」ですが、
萩原さんによれば、かつて日本には3万から5万、
あるいは10万近くものお城が存在したとのこと。
昔は町内会長レベルの有力者がそれぞれに城を持っていて、
支配領域が広がるにつれて統合され、
現在のような立派な県庁・都庁的な役割の城へと
集約されていったという歴史的背景があります。
萩原さんがお城に魅了されたのは小学生の頃!
家族旅行で訪れた長野県松本市の松本城がきっかけでした。
美しさよりも、敵を登らせないための急すぎる階段や、
鉄砲を撃つための「狭間」といった軍事的な仕掛けに
「理にかなった知恵」を感じて感動したそうです。
広告業界などを経て独立した萩原さん。
「歴史は難しい」という固定観念を壊し、
映画や絵画を見るような気軽さでお城を楽しんでほしいという思いで、
専門知識を噛み砕いて伝える「橋渡し役」を担っています。
萩原さんがアウトプットで大切にしているのは、
歴史を「タイムスリップ」ではなく、
地続きの「現在とのつながり」として捉えること。
400年前の人が作ったものを「美しい」と感じる。
そこには日本人が持ち続けてきた変わらない美意識があり、
お城に身を置くことで
「昔の人も自分と同じ人間なんだ」という親近感が湧く。
昨日も明日も歴史の一部であるという広い視点が示されました。
そんな萩原さちこさんのライフスタイル。
お城を飛び回る萩原さんのご自宅のインテリアは「北欧系」!
外出が多いからこそ、家では各地のお酒を楽しみながら
お城の思い出に浸る時間を大切にしています。
また、効率や時短に追われがちな現代だからこそ、
あえて時間をかけて料理を作るなど、
「自分の手で何かを作る時間」や「集中できる空間」を
大切にしたいとおっしゃっていました。
最後に、これからの季節に訪れたい
おすすめのお城をご紹介いただきました!
1つ目は、「竹田城(兵庫県)」
雲海で有名ですが、
新緑の季節の山城も風が吹き抜け、最高の心地よさとのこと。
2つ目は、「大坂城(大阪府)」
徳川時代に再建された今の姿の下に眠る「秀吉時代の石垣」を
見ることができる「豊臣石垣館」がオープン!
時代の変化を石垣の積み方の違いで体感できるおすすめスポットです。

萩原さちこさんのご出身は東京都。
萩原さんがお城に魅了されたのは小学生の頃!
家族旅行で訪れた長野県松本市の松本城がきっかけでした。