
2025.10.19
吉岡里帆がナビゲート!
心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える
「UR LIFESTYLE COLLEGE」。
より豊かなライフスタイル、より良い生き方とは?
自然とのふれあい、生きた街の音、素敵な本や映画、音楽、
そして、人とのつながり・・・
様々なジャンルのゲストと考えていきます。
ゲストは、和紙作家の森田千晶さん!
そして後半は「GOOD LIVING COLLEGE」。
毎月3週目は、インテリアトータルプロデューサーのMAKOさんにお話を伺います。
今回のテーマは「秋を彩る、植物と器のしつらえ」です。
森田千晶さんは、埼玉県生まれ。
女子美術短期大学を卒業後、アクセサリーデザイナーを経て、
和紙作家としての活動をスタートされました。
森田さんは、和紙を“原料”からつくっています。
和紙の原料となる植物「楮(コウゾ)」を育て、
そこから和紙を漉くまでの工程をすべて手がけていらっしゃいます。
スタジオには、繊細で美しい作品に加え、
和紙、楮ももってきていただきました!
和紙作家・森田千晶さんの原点。
女子美術短期大学造形学科生活デザイン専攻されている森田さん。
美術大学に入学を決めたきっかけは、高校の同級生で同じクラスの友達、
そして今もアトリエメイトである陶芸家の長峰菜穂子さん、
また、長峰さんと共通だった美術の先生の存在だそう。
加えて、入学後に鉄の作家柴崎智香さんに出会い…
こうして最強の3人が集まります!
大学卒業後、森田さんはアクセサリーデザインのお仕事に就かれます。
そんなある日、実家近くにある和紙の体験教室に行き、
4日間の和紙体験をしたそう…そこでおもしろさを感じたようです。
その後、勉強家の森田さんはオランダに留学されます。
現代アートとプロダクトデザインの分野で魅力的な学校があったこと、
また、ペーパー・ビエンナーレという
アートフェスティバル開催の地であったことから、
オランダへの留学を決めたそう!
留学した翌年、2010年にはペーパー・ビエンナーレへ出品。
和紙の透かし模様、この独自性がオランダの方に高評価で、
反響があったようです。
そんな森田さんのライフスタイル。
20数年前に陶芸家の長峰菜穂子さんと鉄の作家・柴崎智香さんの3人で
古いアパートを改装してできたのが
「アトリエ線路脇」
森田さんはここで制作・生活をしています。
薪ストーブやアンティーク調の内装…
さらに紙のカーテン、障子には和紙を活用していました!
ライフスタイルにまつわることで一番好きなことは、料理。
ごはんを普通に作ったり、野菜で何かお料理するのが楽しいとおっしゃいます。
また、植物由来の素材・発酵食品への関心を持っており、
口にすると元気になるとのこと。
ラジオ出演は初めてだったという森田さん。
すばらしい時間でした!と振り返っていました。

森田千晶さんのご出身は埼玉県。
埼玉県・小川町は和紙の産地のひとつ。
森田さんはここで和紙の技術を取得されました!