2023.11.05
吉岡里帆がナビゲート!
心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える
「UR LIFESTYLE COLLEGE」。
より豊かなライフスタイル、より良い生き方とは?
自然とのふれあい、生きた街の音、素敵な本や映画、音楽、
そして、人とのつながり・・・
様々なジャンルのゲストと考えていきます。
ゲストは、国語辞典編纂者の飯間浩明さん!
そして後半は「GOOD LIVING COLLEGE」。
毎月1週目は、家事ジャーナリストの山田亮さんにお話を伺います。
今回のテーマは「家事の時短に役立つアプリ」です。
飯間浩明さんは、1967年 香川県出身。
2005年に 『三省堂国語辞典』編集委員に就任して以来、
国語辞典の編纂に従事。 日本でも数少ない、
辞書作りを専門とする日本語学者として活躍されています。
いろんな種類があるという国語辞典。
例えば、
飯間さんが手がけている『三省堂国語辞典』は
新しい言葉を積極的に取り入れていくという編集方針。
その他にも、明治から現代の言葉を多く入れていく「岩波国語辞典」、
学習的な使われ方が多いという「明鏡国語辞典」、
言葉の説明に撚りや皮肉が効いているという「新明解国語辞典」などなど、
自分に合った国語辞典を使ってほしいと飯間さんはおっしゃいます。
およそ6、7年に一度、改訂されるという国語辞典、
その時代に合った意味や解釈を行うために、
飯間さんは日々の生活の中で、目に入る言葉、耳に入る言葉を
メモに書き留めていらっしゃるそうです。
過去には1年で3000?4000語ほど集めたことも!
インターネットが普及し、SNSなどを活用する人も増えて、
最近はAIにも注目が集まっている昨今。これからの辞書の役割として、
AIと協力して新しい形の辞書ができたら良いとおっしゃいます。
昔ながらの「紙の辞書」だけが辞書というイメージを払拭し、
ユーザーが利用したいと思う辞書を作りたいそうです!
辞書作り専門の日本語学者、言葉のプロとして活躍されている
飯間浩明さん、小学校低学年の頃は、戦隊ヒーローが大好きで、
コスチュームを紙で作り、近所の子どもに着せて
ヒーローごっこをする活発なお子さんでした。
そして、小学校高学年、中学校に成長するつれて、
読書が好きになり、大人の世界に興味を持つように・・・
そこから言葉の世界に興味を持っていったとおっっしゃいます。
そんな飯間浩明さんの現在のライフスタイル
快適に暮らすために心掛けていることは、
ほぼ毎日、近所の川沿いを速歩すること。
道端に咲いている、季節の草花の名前、
散歩の人が連れている犬の種類などをウォッチして、
ご自身の中でこれは「〇〇だ!」とニンマリしているそうです!
またご自宅には、多くの辞書があり、
その全てが参考資料になるとおっしゃいます。
今回のゲスト、飯間浩明さんも参加する
「三省堂 辞書を編む人が選ぶ
「今年の新語2023」選考発表会 が11月30日開催
こちらも是非、チェックしてみてください!
小学校高学年、中学校に成長するつれて、
読書が好きになり、大人の世界に興味を持つように・・・
そこから言葉の世界に興味を持っていったとおっっしゃいます。