吉岡里帆 UR LIFESTYLE COLLEGE

2022.05.08

岸壁幼魚採集家 鈴木香里武さん!

吉岡里帆がナビゲート!
心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える
「UR LIFESTYLE COLLEGE」。
より豊かなライフスタイル、より良い生き方とは?
自然とのふれあい、生きた街の音、素敵な本や映画、音楽、
そして、人とのつながり・・・
様々なジャンルのゲストと考えていきます。

ゲストは、岸壁幼魚採集家の鈴木香里武さん
そして後半は「GOOD LIVING COLLEGE」。
毎月2週目は、フラワーアーティストの前田有紀さんにお話を伺います。
今回のテーマは「子どもと植物、お花の関係」です。

鈴木香里武さんは、1992年 東京都出身。
子どもの頃から魚に親しみ、専門家との交流や、
さまざまな体験を通して魚の知識を習得。
その後、大学、大学院では、観賞魚の癒し効果を研究。
現在は、岸壁幼魚採集家として、貴重な幼魚や稚魚を採集・観察。
ラジオ、テレビ、イベント出演、執筆等の活動をするかたわら、
水族館の企画など、魚の見せ方に関するプロデュースも行なっていらっしゃいます。
また、今年の夏には、幼魚水族館の館長にも就任されます。


岸壁幼魚採集家のお仕事というのは、
その名通り、港の岸壁にいる幼魚を採取・観察するお仕事。
たも網を持って、港の岸壁をじーっと凝視していると
だんだんと魚の赤ちゃん(幼魚)が姿を表します。
幼魚は海藻に擬態するなど、他の魚などに食べられないように
ひっそりと身を隠すよう、生息する生き物。
見つけるのがなかなか難しいそうですが、
香里武さんは、小さな体で工夫して生き抜く、
彼ら(幼魚たち)の生き様に惚れ、
“足元の海”で出会える生き物の魅力を発信されています。

岸壁幼魚採集歴は30年(=年齢)。両親と港に行ったことをきっかけに、
小さい頃から、たも網を持って幼魚採取をされていました。

実は幼魚や稚魚というのがあまり研究が進んでいない分野。
有名な魚でも幼魚の時の生体は知られていないことが多く、
観察していくと、世界初の大発見なんてことも。
その面白い幼魚の姿や、まだ知られていない幼魚の姿を
とにかく記録に残すということに日々没頭されています。

そんな、幼魚を愛する鈴木香里武さん、
子どもの頃は、極度のマイペースかつ極度の人見知り。
今思えば、幼魚採取に向いている性格だったのかなと振り返ります。
ご実家には水槽があり、漁港ですくった幼魚を日常的に観察。
日々成長していく姿に、愛おしい気持ちが増していく一方だったそうです。

そして思い出に残っている街は、地元の東京 目白。
ホテル椿山荘に家族でよく行っていたそうで、
5月になると庭園に出てくるホタルを見に行くのがお好きだったそう。
また、通っていた学校も目白にあり、海と同じぐらい子どもの頃の思い出が詰まっています。


鈴木香里武さんのライフスタイル、
快適に暮らすために心がけていることは、(もちろん)水槽を置くこと!
魚のいる生活が当たり前の香里武さん、
水の音、水面のゆらめき、魚たちの浮遊感、
どんなに仕事が忙しく、帰りが遅くても、
水槽を覗き込む時間があるおかげで穏やかな気持ちなれるんだそうです!

お気に入りの映画は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、
そして、好き音楽は音楽神と崇めるサザンオールスターズ、
桑田佳祐さんの作品がご自宅にはズラッと並んでいます!


今回のゲスト、鈴木香里武さんの著書
「カリブ先生のおさかな赤ちゃん珍図鑑 」がエムピージェーから発売中!

また今年の夏には、静岡県清水町に幼魚水族館をオープン。
こちらの館長さんを務められます。

こちらも是非チェックしてみてください!


東京 目白

鈴木香里武さんの思い出の街、地元の東京 目白。
ホテル椿山荘に家族でよく行っていたそうで、
5月になると庭園に出てくるホタルを見に行くのが好きだったそう。
また、通っていた学校も目白にあり、海と同じぐらい子どもの頃の思い出が詰まっています。

プレゼント画像

メッセージをお寄せいただいた方の中から毎週一名様に、イラストレーター サカサノカサさんデザインの番組オリジナルマグカップをプレゼント

GUEST

フラワーアーティスト 前田有紀さん