2021.08.08
吉岡里帆がナビゲート!
心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える
「UR LIFESTYLE COLLEGE」。
より豊かなライフスタイル、より良い生き方とは?
自然とのふれあい、生きた街の音、素敵な本や映画、音楽、
そして、人とのつながり・・・
様々なジャンルのゲストと考えていきます。
ゲストは、建築家の光嶋裕介さん。
そして後半は「GOOD LIVING COLLEGE」。
毎月2週目は、フラワーアーティストの前田有紀さんにお話を伺います。
今回のテーマは「植木鉢で植物を楽しむ」です。
光嶋裕介さんは 1979年 アメリカ・ニュージャージー州生まれ。
早稲田大学、そして大学院を卒業後、
ドイツの建築設計事務所で働いたのち、2008年に帰国し独立。
現在は、建築家として活躍されるとともに、
神戸大学で特命准教授もつとめていらっしゃいます。
また、今年1月にはミシマ社から著書「つくるをひらく」が発売。
一級建築士として、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの
全国ツアーの舞台デザインも担当されました。
アメリカ・ニュージャージー州生まれの光嶋さん。
原風景を振り返ると、広い芝生でお父様とキャッチボールをしている景色。
芝生の匂いや、夕暮れ時の公園の雰囲気が
幼少期の記憶として残っています。
光嶋さん曰く、建築と言うのは、
人の記憶を定着させていく器なんだとおっしゃいます。
自然豊かなニュージャージー州で育ち、
車で30分ほど走ったところには、
宝石のようなビル群が立ち並ぶ大都会マンハッタン。
両方の街を行き来していく中で、建築は「社会の鏡なんだ」と思ったそう。
その中で、より歴史の深い 石造建築で構成されている
ヨーロッパ建築に興味を持ちはじめました。
大学生になるとバックパッカーで、ヨーロッパを訪れ建築を学ばれます。
次第に、現地で生活して建築を学びたいという思いが芽生えはじめ、
憧れの建築家にひたすら手紙を送り続けるように。
思いが実り、ドイツ ベルリンの建築設計事務所で働くようになりました。
そんな光嶋さんのライフスタイル、
快適に暮らすために心がけていることは、
始めて11年が経つという「合気道」。
またご自宅は、自宅兼事務所。
1階が事務所になっていて無数の本に囲まれてお仕事をされています。
5歳の娘さんは、5歳とは思えないほどの絵の上手さ。
将来が楽しみな姿に、お父さんとして笑顔を滲ませていました。
今回のゲスト、 光嶋裕介さんが手掛けた複合施設
桃沢野外活動センターが昨年 静岡にオープン。
また、最新著書「つくるをひらく」(ミシマ社)が発売中です!
是非、こちらもチェックしてみてください!
光嶋さんの生まれ故郷 アメリカ・ニュージャージー州
お父様とキャッチボールした公園の芝生の匂いや、夕暮れ時の雰囲気が
光嶋さんの建築家への原体験の一つとして記憶刻まれています。