東京の裏側を支える仕事と人にフォーカス

WORK INSIDE

May. 26 2017

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セルロイドにこだわる老舗のメガネ屋さんへ。

東京の今を支えている、オモテだけでなくウラの一面、意外な一面、ディープな一面を直撃!

今週は、1930年創業でセルロイド製のメガネにこだわっている、「眼鏡ノ奥山」へ行ってきました。
ベテランの職人さんがひとつひとつ手作業で作る眼鏡は、顔の幅や鼻の高さを測り自分に合うフレームを作ってくれます。

◆植物由来の素材「セルロイド」

「眼鏡ノ奥山」では「セルロイド」という植物由来の合成樹脂を使用しています。
硬さ・しなやかさがあるので通常の石油素材の眼鏡とは違い、金属で補強する必要がありません。
植物由来で木の繊維を含んだ素材は、加工するときにヒビが入ってしまったり、モロモロする事はなくとても丈夫です。 また、磨き上げたときに合成樹脂本来の美しさが表現できるのも特徴!

◆1日に作れる眼鏡の量は、たったの4本
メガネは1本仕上げるのには、およそ2日かかるそう。
38型・30色の中からフレームの色やカタチを決めたら、顔の幅(頬骨の高さ)、耳の長さ、鼻の幅(顔の奥行)の3ヵ所を丁寧に計測します。
この3点をしっかり反映させると完成後の装着感が全く違うそう!
お顔のサイズが小さかったり大きかったり、既成のフレームでは満足していな方々にも満足してもらえる眼鏡作りにこだわっていました。

今回、取材ではフレームを磨く体験をさせてもらいました。
ぜひ動画でチェックしてみてください!

眼鏡ノ奥山

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