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May. 12 2017

道具ゼロからはじめるキャンプ入門

お話を伺ったのは、株式会社 エイ出版社から発売されている雑誌『ランドネ』編集部・佐藤泰那さんです。
『ランドネ』は女性向けのアウトドアマガジンで、現在発売中の6月号の第一特集が「道具ゼロからはじめるキャンプ入門」です。

どうして、この特集になったのか、佐藤さんに聞いてみました。

「最近キャンプに興味を持つ方が増えていて、でも道具を持つのがすごく大変とか、テントを立てる自信がないという理由で二の足を踏んでいる方が多いというのを編集部で感じていました。そこで、頑張らなくてもキャンプをまず楽しんでほしいという提案ができればと思いこの特集になりました。これまでもキャンプの特集はしてきたんですが、道具ゼロからというのは今回が初めてです。キャンプでの一番の楽しみは、自然の中でゆっくり過ごして朝と晩を迎えるということだと思うんです。でも用意しなければいけないものが多かったり、現場で頑張らなきゃいけないこともある思うと、どうしてもそればっかりに頭がいっちゃうと思うんです。ですので、レンタルで気を楽にキャンプを始めて欲しいなと思いました。」

佐藤さんによると、キャンプに行く前に買っておいた方がいいものの1つが寝袋。そして、もう1つがコチラです。

「実はすごく大事なのがイスです。なぜかというと、キャンプって座って過ごしている時間がすごく長いんです。でも立ち上がったり座ったりというのが、イス1つで億劫になったりするので、自分に合った椅子、しかもできればテーブルの高さに合った椅子を手に入れておくとすごく便利です。お店で座ってみて座り心地だけではなく、座ったり立ったリが自分にとって億劫ではないか、キャンプの時に使うテーブルの高さも考慮して選ぶのもいいと思います。始めに安くそろえようとした方は、だいたい買い替えているなという印象です。椅子は折り畳みなら、フェスに持っていくのもすごく便利だと思います。」

佐藤さんおススメのキャンプ場は?

「今回の『ランドネ』でもオススメしているんですが、那須のサンタヒルズというキャンプ場がオススメです。那須塩原から車で40分くらいのところにあるんですが、観光旅行の延長で楽しめますし、公認のキャンプインストラクターさんがいらっしゃるので、いざ行ってみてテントの立て方が分からないとか、ランタンのつけ方が分からなくなっちゃったという時に相談に乗ってもらえます。キャンプ場に行くといざ立てようと思ってテントの立て方をYouTubeで見ている方もいたりするので、いざという時に安心して相談できる方がいらっしゃるのはとてもいいなと思います。レンタルもそろっていますし、旬の食材とBBQを楽しめるセットもあるので、全員初心者で行くこともできます。」

初夏のキャンプならではのいいところについて、佐藤さんはこんな風にお話されています。

「夏ほど暑くなくて虫も少ないので初心者が始めやすい時期。キャンプ場によるんですが、今しか出会えない新緑のパワーを目いっぱい味わえますね。街が夏に近づく暑さになってきても、山のふもとのキャンプ場は冬から春にかけての気候だったりするので、少し前のシーズンに戻ったようなことも味わえますし、道中の道の駅で山菜を買って、天ぷらを作ったりということも楽しめます。その旬の食材を途中でゲットして料理を楽しむこともキャンプの醍醐味だと思います。」

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