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JUNE 30 2017

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2017年の下半期の運勢は!?

今日は6月30日。2017年上半期最後の日です。下半期の運勢も気になるところ…。そこで、西洋占星術研究家の鏡リュウジさんに7月からの2017年下半期がどんな年になるのかをお伺いしました

まず、2017年上半期はどんな年だったのでしょうか。

「雑誌の星占いなどでピックアップしたうち、1年のムードをみるのに大事な天体である惑星は木星、ジュピターです。木星は太陽系の周りを12年かけて1周します。占星術で使う星座は12個あるので、だいたい1年で1つの星座を通過するんです。東洋の占いでは、歳の星と書いて「歳星(さいせい)」と呼ばれます。どんな形で表れるかどういう風に働くか分からないのですが、全体的なムード、つまり集合的なムードを表すと考えられるんです。去年の秋くらいから今年の秋までは、木星はてんびん座にいます。てんびん座が象徴するのは、人間関係やバランス、結婚です。前半から秋の入口にかけて、10月までのテーマは、1人1人がどういうふうにお互いのことを向き合ってフェアに大事にしていけるかです。天秤のように相手と自分をどういう風に大事にできるかがテーマです。」

秋口には木星がさそり座に移動します。そこで、下半期の影響が色濃く出るのはさそり座です。下半期は、全体的にどんな年になるのでしょうか?

「10月の上旬から木星はてんびん座の次の星座である、さそり座に入ります。さそり座が表すのはもっと深い人間関係です。相手の嫌な面、様々な欲望、清濁、両方受け入れられるような力を持っているのがさそり座の人です。さそり座以外の方にもスポットが当たります。てんびん座が表向きの顔だとすると、さそり座は裏を含めた顔。相手のことをどれだけ本当に深いところで大事にできるか繋がれるか、また表に出せないこともある。そうなると互いの本音の本音を言い合うことも、大事になってくるかもしれないですね。」

今年の後半は、どんな風に過ごすことが運気アップのカギになるのでしょうか?

「今の課題は相手とフェアに向き合うこと。それがもしクリアにできれば、次のステップにスムーズに入っていけます。表面的にきちんとお付き合いできて、この人のこと信用できるなと思ったら、ふたりだけのヒミツを作ってもいいし、何か新しいことを始めたいなら共同事業を始めてもいいと思います。カップルでそろそろお父さん、お母さんに紹介したいと思ってらっしゃる方は、紹介をしてもいいと思います。もちろん占星術は科学ではないので、「こうやったらいいですよ」とは言いにくいのですが、“深い人間関係”というキーワードが自分にとってはどういうことなのか考えてみて下さい。あの人とは深くなってもいいなとか、深いということは「NO」と言っても全面的に嫌われないんじゃないかとか思って頂けたりするかもしれないですね。また、さそり座の方は12年に1度の幸運期なので、楽しみにしていてください。」

最後に、星占いの魅力についてもお話してくれました。

「木星は必ず12年で1周します。月は28日で1周、太陽は1年で1周します。星回りなので必ず同じサイクルで回ってくるんです。それを考えると、今なんでこんなに自分だけしんどいんだろうと思っても、星は巡っているんだから、過去にだって、過去の自分にもこういうことがあっただろうし、これからの未来にだってあるだろうと考えることができます。場合によっては、何千年も星の動きは同じように起こっているので、自分たちのご先祖様とか大先輩が同じようなことをやっていることも考えられます。しんどい時はそう思えるんです。そして、1つ1つの星の周期は決まっていて同じように巡るのに、月や土星や木星など、全部合わせると何万年経っても同じ配置はないので、そうは言っても今の自分は1回しかないんです。1回しかない自分と、細かく見ていくといろんな人が経験してきた過去がある。それが同時に星の動きで表現できるのが星占いの面白さだと思っています。」

鏡リュウジさん  公式ホームページ >>