日本で活動する「B Corp認証」の企業が集まる参加型のイベント「Meet the B」が、3/11の土曜日、東京の渋谷区で開催されます。

「B Corp」とは、、世界基準の「良い会社」の証明する、認証制度です。
製品やサービスを超えて、その「背景」も含めて、「社会」にも「環境」にも配慮していなければ取得できません。

Allbirds、ヴェレダ、ダノンジャパン、patagonia、ファーメンステーション、、、先月の時点で、「B Corp認証」を取得している日本の法人は、19企業。
「Meet the B」には、その大半が集まり、「いい会社とはなにか」を参加者と共に考えるイベントになる予定です。

B Corp Month JAPAN実行委員会

一般的に、よく知られているファッションのコレクションといえば、ミラノ、パリ、ニューヨーク、ロンドン…。
世界４つの都市で開催されるファッションウィークです。

さまざまなブランドが、たった15分間のために、半年間かけて準備する華やかな舞台。
その裏側では多くのごみが生まれ、「地球環境に対する負荷が大きい」と問題視されてきました。

そんななか、これからの時代を象徴するコレクションとして注目を集めているのが、コペンハーゲンのファッションウィークです。

今年は１月30日から２月３日まで開催されたこのイベント、SDGsに基づいた厳しいガイドラインを設けていて、「世界一サステナブルなファッションイベント」とも呼ばれています。

イベントに参加するブランドには、服の素材、労働環境、ビジネスのあり方など、全部で「18の基準」をクリアすることが求められています。

例えば、環境に関する認証を受けた素材、もしくは、リサイクル素材などを「50％以上」使ったテキスタイルを使用していること。
ほかには、売れ残った服を捨てることは禁止、また、製造から輸送に至るまで、あらゆるプロセスで児童労働がないことなどなどが最低条件。

それらに加えて、動物福祉に配慮した素材を使うこと、招待状は紙ではなくデジタルであることなど、幅広い面で、サステナビリティの意識を持っていることが求められています。

「コペンハーゲン・ファッション・ウィーク」の「ありかた」は、まだまだ、世界標準とは言えませんが、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノ。
さらには、東京でも、、、コレクションが、今後、「進化」する日も、そう遠くはないかもしれません。

アパレルにもサステナブルの波　SDGsに基づいた「コペンハーゲン・ファッションウィーク」開催