
ファイヤーワークス代表
日本におけるバーバーブームの火付け役となった理髪店、「ミスターブラザーズ・カットクラブ」の運営を手がけているのが小松大輔さん。
「バーバー」という言葉は、英語の辞書で翻訳すると、「理髪店」・「理容師」という意味ですが、
2017年、リクルートによるトレンド予測が大きな注目を集めました。
それは、「バーバー新時代が来る」、というトレンドです。
そこで使われる「バーバー」の意味は、「ファッションやカルチャーといった、新しい付加価値を持った理髪店」のこと。
これまで美容室に行っていた男性が、「カッコいい理容室、つまり、バーバーに回帰していくだろう」、という予測が立てられました。
トレンドは、実際に、来ています!
そして、その火付け役となった「ミスターブラザーズ・カットクラブ」が、アフリカで、新たなプロジェクトを始めようとしています。

あなたは「マインクラフト」で遊んだことがあるでしょうか?
世界中にいるプレーヤーの数は1億人以上!!
日本でも、小学生、中学生から大人まで幅広い層に人気の「ゲーム」です。
プレーヤーは、ゲームの世界に眠っている「鉄」や「金」などの資源を採掘して、それらを使って、建物などを作っていくというゲームです。
そんなマインクラフトが、今年の9月に、ユニークなキャンペーンを実施しました。
それは、スマートフォンやタブレットといった、自宅に眠っている「電子廃棄物」を探し出して、それらを、リサイクルに出すように呼びかけるというものです。
ゲームの世界を飛び越えて、家の中の資源を採掘しようという呼びかけ、、、ヨーロッパで、大きな反響を呼びました。
取り組みを始めるにあたってマインクラフトは、ノルウェーの家電量販店である「エレクショップ」と連携しました。
プレーヤーは、使用済みの電子機器を、この「エレクショップ」の店舗に持っていくと、ゲームの中で使える「マインコイン」をゲットできるという仕組みです。
「マインコイン」を使うと、ゲームのなかで、手の込んだ「ワールド」を作れたり、キャラクターの見た目を変更するための服を購入できます。
ゲームも楽しめて、自宅の不要なものもリサイクルできる、、という企画ですが、マインクラフトは、この呼びかけを通じて、「都市鉱山」について伝えています。
具体的には、金、銀、銅、レアメタルなどを指すもので、それらは、スマートフォンなど、私たちのごく身近にあるものに含まれています。
都市鉱山を回収すると、新たに地球から採掘する天然資源の量を抑制できます。
また、採掘に伴う、森林伐採や地下水脈の汚染といった、環境への負荷も減らすことができます。
現実世界とゲームの世界が連動したような、ユニークな仕組み。
マインクラフトに限らず、、これから、もっともっといろんなアクションが生まれるかもしれません。
自宅に眠るごみを通貨に。人気ゲーム『マインクラフト』のリサイクル作戦
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。