"女性がより生きやすい社会" をテーマに活動する社会起業家で、
スリランカに暮らす女性たちと共に作る『kelluna.』の代表をつとめています。
慶應大学在学中は、国際開発学を専攻してアメリカとガーナに留学。
大手不動産会社で数年間勤務した後、
早稲田大学大学院・ジョージワシントン大学院で、南アジアの女性問題を研究。
その後、世界銀行、JICAを経て、外務省に転職し、スリランカ大使館に勤務。
スリランカに滞在中、
1年8ヶ月準備して、2019年に設立した会社が、「kelluna.」です。
ソーシャルビジネスを手掛ける一方、
「ジェンダー」「女性の働き方」などのテーマで講演活動もおこなっています。
一般社団法人「ヤングケアラー協会」は、
ヤングケアラーのための、「LINE相談窓口」を開設する資金をクラウドファンディング.で集めています。
「ヤングケアラー」とは、
18歳未満で、学校や会社に行きながら親や兄弟を介護する人を指す言葉です。
2021年に厚生労働省と文部科学省が行った調査では、
中学生の17人に1人、高校生の24人に1人が「ヤングケアラー」だとわかりました。
「身の回りに気軽に相談できる相手がいない」という悩みを一人で抱え込まないよう、
「ヤングケアラー協会」は、LINEを使って、支援者に相談できる体制をつくりたいとしています。
「アートの作品を買う方法」、みなさんならどんな方法をイメージするでしょうか?
どこかのギャラリーやアートフェアへ行って買う、
もしくは、オンラインで購入する、といった方法が一般的だと思います。
リトアニアの首都ヴィリニュスでは、おととし、そして、去年と、
「街そのものをギャラリーにしよう」というプロジェクトがおこなわれました。
「アートに屋根はいらない」という名前のこのプロジェクト、
街の中、バス停に設置された「広告パネル」などで、たくさんのアートを紹介しました。
そのすべての作品が購入可能で、
ポスターにあるQRコードから専用のサイトにアクセスすると、
アーティストの連絡先、
アート作品の値段も分かる仕組みになっていました。
つまり、、、ストリートで、アートを購入できるというプロジェクト。
アート作品をポスターとして印刷する費用は、ヴィリニュス市が負担しました。
つまり、、、アーティストはこのプロジェクトに無料で参加できるということで、
500人以上が応募して、そこから選ばれた100人のアーティストの作品が街を彩りました。
道行く人たちにとっても、
歩いていて、アート作品が自然と目に入るのは、ステキな体験です。
そして、コロナ禍において、
経済的な打撃を受けたアーティストたちにとっても、大歓迎なプロジェクト。
ヴィリニュス市の市長は、こんなコメントを残しています。
「このプロジェクトは、パンデミックのときにだけ必要とされるものではない。
街は常にアートを必要とし、
そして、アーティストは常に街を必要としている。
だからこそ、このプロジェクトを続けていくんだ!」
リトアニアの街全体がアートギャラリーに。コロナ禍の芸術家を支援
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。