
1997年、東京都生まれ。
お父さんは南アフリカ人でお母さんが日本人。
モデルとして活躍する一方で、
ご自身でもファッションブランドを手がけています。
2017年、二十歳で立ち上げたのは、「JAMESIE」。
どのような性別・どのような人種の人にも着てほしいことから
『オールジェンダー』を掲げたブランドです。
その後、ロンドンにある名門の芸術大学
「セントラル・セント・マーチンズ」への進学も経験して、
サステナブルなファッションについて勉強を重ね、
去年、SDGsを考えて生まれたブランド「Jam apparel」を立ち上げました。
気候変動の問題にジェンダーの問題、
さまざまな社会課題に対しても積極的に発信するZ世代。
J-WAVEで毎週金曜日に放送中の番組
「START LINE」のナビゲーターもつとめています。

日本のジーンズブランド「エドウイン」が、
デニムの修理サービス「Re:dwin」をスタートしました。
コンセプトは、"君といつまでも"。
東北にある自社の縫製工場や洗い加工工場で、
ジーンズを長く穿いてもらうための修理修繕をおこないます。
破れやほつれの修繕、そして、パーツ交換や裾上げ加工などに対応しますが、
特徴はエドウイン以外のジーンズも受け付けていること。
年齢を重ねたジーンズをさらに長く愛してほしいという取り組みです。
Re:dwin

ヨーロッパの南東部、バルカン半島に位置する国のひとつが「セルビア共和国」です。
この国の首都の一角に、
600リットルの巨大な水槽が設置されました。
部屋の中ではなく屋外、しかも、道路沿いに置かれた巨大水槽。
名前は、「LIQUID 3」です。
この水槽の中を漂っているのは、魚ではなく水草、つまり、藻です。
どういうことか、説明していきましょう。
セルビアの人口はおよそ700万人。
そのうち半分以上が都市部に暮らしています。
都市で発生するCO2を吸収したり、空気を綺麗にするためにどうしたらいいか。
「木を植えればいい」と思ったものの、
地域によっては十分なスペースがなかったり、
そもそも、
自然環境の汚染が深刻になると、木は生きていけません。
空気を浄化できる、他の方法はないかと模索した結果の答えが水草だったんです。
そうして、セルビアにあるベオグラード大学の研究者たちが、
600リットルの水槽に入った「藻」でCO2を吸収する、という装置を開発しました。
木も藻も、光合成によってCO2を吸収する点は同じですが、
藻は、木よりも効率良く吸収できるというメリットがあります。
そして、「LIQUID 3」の中の藻は水道水で育てることができ、
暑さにも寒さにも強く、
木よりも、自然環境の汚染に敏感ではありません。
さらに、特別なメンテナンスもいらず、藻が育ち続けます。
街の中に誕生したアクアリウム。
CO2を吸収する水槽は、ベンチとしても使えて、スマートフォンの充電もできます。
セルビアに突如現れた巨大水槽。まちの空気を浄化へ
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。