
Coloridas 代表
ブラジルで生まれたアクセサリーやインテリアを扱うラグジュアリーブランド
「コロリーダス」の代表をつとめています。
「コロリーダス」とは、
ポルトガル語やスペイン語で「カラフル」という意味。
色とりどりの大自然や生物の多様性に溢れた国「ブラジル」で生まれた自然素材。
草だったり椰子の葉の繊維だったり、
もしくは、木の実だったり家具の廃材だったり、
そういった素材を使って、
職人の手仕事によって生まれたプロダクトに感銘を受けたというYASUKOさん。
”何もかもが手さぐりでのスタート”で立ち上げたブランドが、「コロリーダス」です。
Coloridas

表参道ヒルズで2年ぶりの実施となった「クリスマスイルミネーション」。
本館の吹き抜け大階段を、
「サステナブルなクリスマスツリー」が彩っています。
ツリーの装飾に使われているのは、様々な理由で持ち主の手を離れた管楽器。
トランペットやトロンボーン、サクソフォンなど、
本物の管楽器を磨きあげ、
光り輝くオーナメントとしてリユースしています。
こちらのイベント、開催は、12月25日土曜日までとなっています。
OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2021

こんばんは。ベトナムのホーチミンから「Pizza 4P’s」の永田悠馬です!
今日の話題は、「ゼロウェイスト」についてです。
以前、Pizza 4P’sの海外初出店となるカンボジア店を今年7月にオープンしたことを紹介しましたが、今日はそのお店で実践している、ゼロウェイストを目指す具体的なアクションについて紹介します。
まずは、最も量の多い生ゴミ。現在、生ゴミのほとんどは「ブラックソルジャーフライ」と呼ばれるハエの幼虫を養殖している会社に、餌として再利用してもらっています。このハエの幼虫は、硬いもの以外は何でも食べる、とても食欲旺盛な虫です。最終的にこの幼虫は、乾燥させられ、魚やエビの餌に加工されるみたいです。
また、ピザを作る過程でどうしても出てしまうピザ生地の廃棄は、コオロギを養殖する会社に提供し、こちらも餌として再利用してもらっています。こちらのコオロギ、実は食用として日本に輸出されているものだそうです!
さらに、貝殻などの硬いものは、粉末化して卵の農家さんにあげています。貝や蟹の殻にはカルシウムが多く含まれるので、鶏が卵を産むのにとても良いそうです。もちろん、そこで取れた卵は4P’sのお店で使用することで、お互いにとってWin-winな関係が作れています。
他には、欠けたお皿はカンボジア人の職人さんに修理してもらって再利用。オレンジやライムなどの皮は、乾燥させてハーブティに。プラごみはリサイクル会社へ回収してもらい、屋外のフェンスやベンチに使える「建材」として生まれ変わっています。
現在、お店ではゴミを20種類に分別。オープンから数ヶ月経った現在のゼロウェイスト率は90.6%です。オープン当初は、どれがプラスチックでどれがゴムなのかすらわからなかったカンボジア人スタッフもいましたが、今では皆、積極的にゴミ分別を行ってくれています。カンボジア人のお客様からも「カンボジアの問題に向き合ってくれてありがとう」といった声を聞くことができています。
まだゼロウェイスト100%ではありませんが、少しでもカンボジアのゴミ問題に貢献できるよう、これからも引き続き頑張っていきたいと思います。ということで今日は、ベトナムのホーチミンから、「ゼロウェイスト」についてでした。
ケンブリッジ大学ビジネスサステナビリティ・マネジメントコース修了。2018年にカンボジアからベトナムへ移住。現在は、「Pizza 4P’s」のサステナビリティを担当している。
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。