
現役高校生社会起業家
一般社団法人「Sustainable Game」の代表理事をつとめる山口由人さんは、2004年生まれ。
現在、高校2年生です。
幼少期をドイツで過ごし、日本に帰国後、
「SDGsの達成に向けて取む組む手段が少ない」ことに違和感を覚えて、
中高生を巻き込んだイベントを企画。
そして、中学3年の15歳で、一般社団法人「Sustainable Game」を設立しました。
団体の理念は、「愛を持って社会に突っ込め」。
Sustainable Game

こちらは番組リスナーの「森ノオト」さんから寄せられた話題です。
今月11日と12日に、
横浜の「象の鼻テラス」で開催されるイベントのご紹介。
名前は、
「めぐる布市」です。
NPO法人「森ノオト」が掲げるメッセージは、「捨てるとつくるを楽しくつなぐ」!
アップサイクル工房には、
自宅で大切にしまいこまれた「布」や、使いそびれた「手芸用品」など、
もしかしたら捨てられていたはずの品々が全国から届きます。
それら、「新たな使い手」につなげようと、
毎月、工房で、リサイクルマーケットを開いているということ。
今月は、今度の土曜と日曜に、
「象のテラス」を会場に、拡大版のイベントが開催されます。
糸や針、リボンや羊毛、毛糸といった手芸用品。
さらには、まだまだ現役で活躍できるミシンやアイロン、定規、ハサミといった道具類の販売。
そのほか、モノづくり作家によるワークショップや商品販売などがあります。
新型コロナウイルスの感染防止策はしっかりとおこなったうえでの開催とのこと。
めぐる布市

コロナ禍の中で、、、大きく成長したサービス。
そのひとつが、
「フードデリバリー」です。
スマートフォンのアプリひとつで、自宅にご飯が届くサービス。
この広がりは、
日本だけのものではありません。
マレーシアの場合、この5年間で、
フードデリバリーの市場は2倍になると予想されています。
ところが、、、暮らしが便利になる一方、見えてきた課題もあります。
そのひとつが「配達バッグの廃棄問題」です。
日本にはない制度ですが、、、
東南アジアで人気の『GrabFood』の配達員には、
9ヶ月ごとにバッグを新品と交換することが義務付けられています。
この制度があることで、
これまでに、大量の配達用バッグが捨てられてきました。
そんな状況を受けて声を上げたのが、
マレーシアにある『Neng Kho Razali』というファッションブランドです。
「GrabFood」と連携して、
使用済みの「配達用バッグ」をランドセル風にアップサイクルして、
孤児院に寄贈する取り組みを始めました。
自分用のスクールバッグを買えずに、
数人でシェアしている子どもたちがたくさんいることを目にした
「GrabFood」の創業者が、
有効活用できるのではないかと考えて生まれた仕組み。
商品として販売されているわけではありませんが、
すでに、200個以上の配達用バッグが、
子供たちのバッグやリュックに姿を変えています。
廃棄される宅配用バッグが、孤児院の子どもたちの学校用品に
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。