
モデル/スポーツトラベラー
Amazon Prime Videoで配信中の恋愛リアリティ番組
『バチェロレッテ・ジャパン』に、
初代バチェロレッテとして出演して大きな反響を呼びました。
12歳の頃からファッションショーに出演。
モデルとして活躍しながら、バレトントレーナーとしても活動しています。
ライフワークはスポーツ。
トライアスロン、ロードバイク、キックボクシングなど、
親しんでいるスポーツは、十種類以上。
福田萌子(Instagram)

こんばんは。ベトナムのホーチミンから「Pizza 4P’s」の永田悠馬です!
今日の話題は、「ゼロウェイスト」についてです。
近年、飲食業界でもサステナビリティに対する意識が高まりつつありますが、その中でも「ゴミ」は大きな課題の一つです。飲食店から出るゴミの量はとても多く、特にその大部分を占めるフードウェイストは温室効果ガスの発生源にもなっており、対策が求められています。
そこで、Pizza 4P’sでも満を辞して「ゼロウェイスト」をコンセプトとした店舗を出店することになりました!場所はなんと、カンボジアの首都プノンペンです。実はこの店舗は、Pizza 4P’sにとって初の海外出店となり、今年7月中旬にソフトオープンします。
カンボジアでは以前からごみ問題が深刻化しており、首都プノンペンでは毎日およそ3,000トンものゴミが排出されています。焼却設備やリサイクル施設も整っていないため、プノンペン近郊の埋立地はほぼ満杯。そんなカンボジアで、レストランとして“ゼロウェイスト”を追求し、それを発信していくことは意味のあることではないだろうか・・・。そんな想いから、このプロジェクトはスタートしました。
実は、この「ゼロウェイスト」というコンセプトを目指すことは、およそ1年半もの準備期間がかかりました。なぜならば、現在ベトナムにあるPizza 4P’sから出るゴミの量は、毎日1店舗あたり、平日で80キロ、週末で180キロも出ているのです。この大量のゴミが出ているレストランを、どのようにしたらゼロウェイストにできるのだろう?と考えると、カンボジア出店を決めた1年前は気が遠くなる思いでした・・・。
そこからまずは、お店から出る全てのゴミをリストアップ。そして、一つ一つのゴミへの対処法を検討してきました。そのアプローチ方法は、皆さんもきっとご存知の3R(リデュース、リユース、リサイクル)です。どのようにしたら減らすことができるのか?リユースできるものに切り替えられないか?それでも出てしまうゴミは。現地のパートナー会社とともにリサイクルできるのか?その問いを一つ一つのゴミに対して検討していきました。
そしていよいよ、7月中旬にカンボジア店がソフトオープンします。この手紙を書いている7月第1週の時点で、およそ8割のゴミは対応策が考えられている状態です。あとの2割は、店舗を実際にオープンしてからお店の皆で考えていきます。また今年の後半に、オープン後のゼロウェイストに向けての現状や課題、具体的な取り組み内容などを紹介していきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
ということで今日は、ベトナムのホーチミンから、「ゼロウェイスト」についてでした。
ケンブリッジ大学ビジネスサステナビリティ・マネジメントコース修了。2018年にカンボジアからベトナムへ移住。現在は、「Pizza 4P’s」のサステナビリティを担当している。
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。