
2014年に、動物福祉や保護・生物多様性保全を目的とした
一般財団法人「クリステル・ヴィ・アンサンブル」を設立。
代表理事をつとめています。
滝川さんが環境問題に強い興味を持ったきっかけは、
2010年に名古屋で開かれた「COP10」。
その時、1992年に、ブラジルで開かれた「地球サミット」で、
当時、12歳だった
セヴァン・スズキさんによるスピーチを知りました。
「直しかたがわからないものを壊し続けるのを、やめてください」
この言葉が、
一生忘れられない一言となったといいます。
J-WAVEでは、『SAÚDE! SAUDADE』のナビゲーターもつとめ、
フリーアナウンサー、キャスターとしても活動する滝川さんと一緒に、
「あしたの選択肢」と「3年先の未来」を考えます。
一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル
滝川クリステル(Instagram)

いま、世界で生産される食料のうち、
食べられることなく廃棄されている割合は、3分の1!
中国の主要都市の飲食店では、年間1,800万トンの食品がすてられていて、
これは3,000万人〜5,000万人分の食料に相当します!
そんな中国で、この4月に新しい法律が可決されました。
「反食品浪費法」。
食べ残しを禁止する法律です。
過剰な量の食べ残しをした客に対して、
飲食店側は、食べ残した分を「処分する費用」を請求できるようになります。
飲食店に対しても、厳しいルールが作られました。
客が食べられないほどの量を注文させた場合には、最大、16万円の罰金。
その他にも、中国の動画共有サイトで人気の「大食い映像」。
その配信は禁止になりました。
大食い番組に関わるテレビ局や動画配信業者に対しても罰金が課されます。
中国には、もともと、客に対して、
食べきれない量の料理を並べておもてなしをする文化があります。
ところが、
その文化が大量の食べ残しを生んでいました。
地球の資源が限界を迎えるいま、
中国も、これまで培ってきた文化を変えようと大きく動き出しています。
From IDEAS FOR GOOD
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。