SATURDAY 18:00 - 18:54 | NAVIGATOR Mao Sakaguchi & Ellie Toyota

GUEST

ON AIR DATE
2020.12.12
酒井里奈 /(株式会社ファーメンステーション)代表

お米からエタノールを製造して様々なプロダクトを開発・販売する会社、
「ファーメンステーション」の代表、酒井里奈さんに
アクションについて、そして未来についてのお話をうかがいました。

TOPICS

ON AIR DATE
2020.12.12
「コーヒーかす」で作られたサングラスが誕生!

ウクライナのベンチャー企業「Ochis」は、
本来なら捨てられるはずの「コーヒーかす」を、
サングラスにリサイクルしました。
「Ochis」のサングラスはプラスチックを使用しておらず、
土の中に入れれば、10年間で、分解されます。
レンズ部分はリサイクルコットンから作られていて、
UV加工も傷防止加工も施しています。
さらには反射防止加工とブルーライトカット加工と、本格派。
太陽光だけでなく、
パソコンや携帯の画面の光からも目を保護してくれます。
ほのかに香るのはコーヒーの匂い。
ハンドメイドで丁寧に1つ1つ作られています。

From『IDEAS FOR GOOD』

VOICE OF THE WORLD

ON AIR DATE
2020.12.12
12/12/2020 アメリカ・ニューヨークからの手紙

こんばんは。
もうすぐクリスマスですが、
プレゼントと同じぐらい悩むのが、ギフトラッピング。
今回は、今、注目の、
エシカルなギフトラッピングを紹介します。

ニューヨークで、少しずつ注目されるようになっているのが、
日本の風呂敷にインスピレーションを受けた、布の包みです。
まだ少数ではありますが、
生活雑貨が人気のお店でも見かけるようになりました。

日本の風呂敷は、英語で、Furoshiki、
もしくは、「ジャパニーズ ギフト ラップ」と呼ばれ、
風呂敷にインスピレーションを受けたものは、
布製の包みを表す「ファブリック ギフト ラップ」、
何度も繰り返し使えるという意味で、
「リユーザブル ギフト ラップ」と呼ばれています。

洋風な柄から抽象的なアートのような柄まで種類も豊富で、
色はカラフルでポップなのが特徴です。
オシャレなだけではなく、繰り返し使え、
天然素材でできたものは、手放す時にリサイクルしたり、
土に還すこともできることがポイントとなり、
少しずつ人気を集めています。

持ち運び用の包みとしてではなく、
プレゼントとして布の包みごと贈ったり、
贈って・贈り返して、というように、
お互いのプレゼント用の包みとしてシェアをしたり、
様々な使われ方があるようです。

アメリカの包装紙の生産量は、毎年約460万ポンド。
換算すると2000トン以上になります。
そして、そのうちの半分が埋立地へ送られていると言われています。
包装紙の中でもメタリックなものや
キラキラするホログラムが入ったものなどは、
プラスチックが含まれているため、リサイクルが難しく、
捨てられてしまうことが多いんですね。
エシカルな布のラッピングが、
もっと、当たり前になればいいなと思っています。
ハンカチやスカーフを風呂敷の代わりにしてもいいし、
これからギフトラッピングをされる方は、
ぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。
みなさまにとって、ステキなクリスマスとなりますように。

REPORTER
カリあすか

NY在住のパーソナルスタイルコンサルタント。
クローゼットスタイリスト。

ABOUT ETHICAL WAVE

地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。

コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。