毎月最終週は、こどもの支援を行っている
NPO法人や団体の活動を紹介。

今回ゲストにお迎えしたのは、
認定NPO法人フローレンス の桂山奈緒子さん。

子供たちために日本を変えるをテーマに
未来を担う子供たちを
社会全体で育むため事業開発、政策提言、文化創造
この三つの軸で社会課題解決と価値創造をされています。

これまでに日本初となる訪問・共済型の病児保育事業をはじめ
障がい児のための保育園や、児童虐待を解決するため
妊娠相談、赤ちゃん縁組、こども宅食など立ち上げていらっしゃいます。

現状、日本では最低賃金が低いことや
男女の賃金格差により相対的貧困で
子供たちの間で友達との遊びを断らないといけないとか
動物園や水族館に行ったことなくて会話についていけないなど
格差により肩身が狭く感じている子供たちもいるそう。

そういった家庭に寄り添う活動として
2014年から、こども宅食を行い
食品を届けながら関係性を築き
必要な支援につなげていくという活動をスタート。

『大変さとか、しんどいなと思うって主観的なことで
しんどさって人によって違うと思うんですけど
あなたがしんどいんだったら、それはしんどいでいいと思っています。
「私よりもっとしんどい人がいるかも」とか
「こんなこと誰にも言えないな」と思いがちなんですけども
それはみんなそれぞれにしんどいって言っていいんだよって
もうちょっとなっていけたらいいなと。
あとちょっとしんどそうだなと思う人がいたら
お互いに声を掛け合うみたいなことが
より色んな場面で増えていって、困ったときに助け合える
繋がりのセーフティーネットみたいなものが
できたらいいなとすごく思ってます。』

認定NPO法人フローレンス