2019年には、弁当本
『鬼弁 強面パンクロッカーの弁当奮闘記』
という本も発売されているTOSHI-LOWさん。
お子さんのために6年間、お弁当を作られていました。
最初は栄養バランスなど色んなことを考えて作られていたそうですが
お子さんからの受けがあまりだったことから
もっと面白いものを作ろうと思い
段々とお弁当作りが変わっていったとのこと。
そしてお弁当を通して食育もされていたそうです。
『ツアーとかいくじゃん。
そうすると、そこにしかないものってあるし
それを使ってお弁当を作ることで
夜、子供と一緒にお風呂入っている時に
「あの食材は〇〇だから、〇〇で取れるんだよ」っていう話にもなるし。
日本各地のB級グルメどんどん詰め込んだからね。』
またSNSで毎日のお弁当を載せ
そのお弁当について寄せられたコメントが
お弁当作りのモチベーションになっていたとのこと。
TOSHI-LOWさんは、被災地支援を目的とした
NPO法人「幡ヶ谷再生大学復興再生部」の代表でもあります。
実際に瓦礫などの撤去のお手伝いから
そして被災地で繋がった方々のために
その後もコミュニケーションを交わしたりと
さまざまな形で被災地支援をされています。
『ものが壊れるとか、家が流されるとか
もちろん大変だと思うんだけど
人が悲しむ瞬間っていうのはそういうものだけじゃない。
自分1人がそこに取り残された瞬間に
生きる全てを失ってしまう。そう人たちをいっぱい見てきて。
だから遠くに離れていても知っている人がいて
繋がりがあれば間違いを起こすことが少なくなるし
でも一瞬、真っ暗闇になってしまったら「未来なんてないよ」ってなるじゃん。
家族も失った、家も失った、全て失った
自分が生きていく術がない「じゃあ終わりにしてしまおう」っていう人が
いっぱいいるわけ。
そうじゃなくて一瞬でもそこで繋がっておけば
「元気?」って一言だけで頑張れるっていうか
どっちかというとそうことの方が大事かも。』



