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DYGL・下中、70’sをテーマに選んだ名曲! カルト的な人気を誇るのは?

DYGL・下中、70’sをテーマに選んだ名曲! カルト的な人気を誇るのは?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週火曜日はDYGLが登場! 6月18日(火)のオンエアでは、下中洋介(Gt.)が「70’s」をテーマに選曲しました。


■下中おすすめの70’sソング

下中は70’sの音楽を、こう紹介します。

下中:60’sはいいメロディーとかロックの様式美を、The Beatles中心に作っていました。70’sは、さらに発展した録音技術とか、さらにいい音を突き詰めたバンドやアーティストが多かったと思います。それに影響を受けた70’sのアーティストや、その時代にいたバンドを紹介します。

Drugdealer 『Honey』

下中:この曲を普通に聴いていたら、70’sとか60’sのやり方も音もプロダクションも全部寄せてきているけど、なおかつ、最近の空気もつかめているなと思います。あまり言葉にできないんですが……。難しいけど、なんとなく聴いている人はわかると思います。説明になってないか(笑)。

The Olivia Tremor Control『No Growing(Exegesis)』

下中:アコースティックギターが印象的ですよね。なんかシャカシャカっていうか。ペラペラの音ではなく芯がありながら、サラッとしている感じがすごく70’sっぽいなと思います。歌に関しては、僕が好きだからかわからないけど、すごくBig Starを感じます。この曲が収録されているアルバムは1時間ちょっとあって、20分で1曲のものを何個にも分けている実験的なこともしているアルバムなんですけど、そんなこと全然気にならないくらいキャッチーで聴きやすいアルバムです。

Big Star『The Ballad Of El Goodo』

下中:YouTubeとかでこの曲のライブ映像を見られるんですけど、Big StarのAlex Chiltonは僕にとって特別な人なんです。彼はソロで『What's Your Sign Girl』ってソウルの曲をカバーしたライブ映像があるんですけど、人気がカルト的なのでたくさんの人が好きってわけではないんですよね。でも好きな人は本当に好きで。だから、動画の再生回数も多くはなくて、僕の周りにいるBig Star好きな友達と、『再生しているのって俺らだよね』みたいに言ってます(笑)。アメリカに行くとBig Starを好きな人はいるけど、日本ではあまりいなくてさみしいですね。

Carpenters『They Long To Be(Close To You)』

下中:中学の英語の時間からずっと聴き続けている人たちですけど、歌がいいといつまで経っても聴けるなと。時間とか時代とか関係ないですよね。元々、この曲はBurt BacharachとHal Davidが作った曲なんですけど、Carpentersが「曲くれない?」って言ったら、Burt Bacharachが「使ってない曲があるけど、この曲どう?」みたいな感じで出されたって噂を聞きました。CarpentersのヴォーカルのKarenはドラムもすごく上手で、たまにYouTubeで見たりしています。それを見ると気持ちがいいですね。

「70’s」をテーマに4曲を紹介した下中は、「これらは言ったらオーガニックなんですけど、僕なりにテーマを細分化しつつ僕にとっての名曲を選びました」と語りました。

DYGLはセカンドアルバム『Songs of Innocence & Experience』を7月3日(水)にリリースします。その後、7月から全国ツアー「DYGL JAPAN TOUR」がスタート。奈良、京都、広島、神戸の公演では、アメリカのバンド「The Mystery Lights」の出演が決定しました。詳細はオフィシャルサイトをチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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