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崎山蒼志も注目するアーティスト・君島大空、サウンドに溶け込む中性的な歌声が魅力

崎山蒼志も注目するアーティスト・君島大空、サウンドに溶け込む中性的な歌声が魅力

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲10曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。4月10日(水)のオンエアでは、君島大空の『遠視のコントラルト』をピックアップ!


■天才が作る初のソロ名義作品

君島大空さんはもともと『高井息吹と眠る星座』をはじめ、ギタリストとしてアーティストのサポートをしたり、楽曲提供をしたりするかたわれ、自分の曲をウェブにアップしたり、弾き語りをメインとしたライブを行っていました。崎山蒼志さんが好きなアーティストとして挙げたことでも注目されました。そんな君島大空さんが先月、初のソロ名義作品『午後の反射光』をリリース。

あっこゴリラは、「私が前にやってたバンドのボーカルのサポートを君島くんがやってたりとか、存在は知ってて。しかも、天才なんだよって聞いてたんですよ。だからこうやってソロでアルバムリリースしたって聞いてすごく嬉しいなと思って」と話しました。


■歌うとき意識するのは男性『性』の匂いを消すこと

アーティストのサポートをするうちに「自分の音楽」を作りたいという気持ちが強くなった君島さん。“歌”や“声”に対する意識が強く、過去のインタビューでは、“歌”と“音楽”は違うものであるという考えや、歌うときには男性『性』の匂いのするものは消したいという主旨の発言をしています。実際に君島さんの曲を聴いていると声は中性的で、歌自体も曲を作る音の要素のひとつとして溶け込んでいる感じがします。


■大切な人と同体になりたい

今回SONAR TRAXに選ばれた『遠視のコントラルト』。どんな曲になっているか君島さんに訊きました。

【オンエアはこちら】君島大空『遠視のコントラルト』をradikoで聴く

君島 :『コントラルト』とは、カウンターアルトという声楽のなかで女性の最低音域のことを意味します。大切な人、想いを寄せている人と同体になりたい気持ち、「境目がなくなってしまえばいいのに」という思いを込めて作った曲です。
あっこゴリラ: 境目がなくなればいいのにって……すごいわかる。もう本当に好きになった人って、男性とか女性とかそういうことじゃなくてこの人が好き!ってなるからジェンダーの境目が消えちゃう感覚とかすごいわかる。


曲を聴いたあっこゴリラは「めちゃめちゃかっこいいですね。やっぱ君島くんって自分の感覚にちゃんと耳を澄ましてる人だなと思った。だからこういう曲ができるんだなと思う。自分の感性に耳を澄ますってなかなか難しいことだけど、こんな風に作品に落とし込んでいけるってシンプルにすごい。かっこいい」と絶賛。

『遠視のコントラルト』が収録された1st EP『午後の反射光』は3月13日にリリースされています。 ぜひ、EPまるごとチェックしてみてください。


【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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