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Nulbarich・JQ「東海岸派だった」 90年代ヒップホップ4選を紹介

Nulbarich・JQ「東海岸派だった」 90年代ヒップホップ4選を紹介

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語ります。4月22日(月)のオンエアでは、月曜担当のNulbarich・JQが登場。ファッションと音楽で影響を受けた90年代ヒップホップについて語りました。


■再び注目される90年代のヒップホップカルチャー

アパレル系の友人も多く、服も大好きというJQ。「今ビリビリに90年代のファッションが戻ってきてる」と、パリコレなどで見られるアートワークのフォント感なども90年代に影響を受けていると語ります。その流れで、JQがセレクトした90年代のヒップホップの楽曲を紹介しました。

・A Tribe Called Quest 『Award Tour』

JQ:Tribeはジャジーヒップホップとか言われるんですけど、ちょうどゴリゴリなヒップホップからインテリヒップホップみたいな頭のいい人たちがラップする感じ。ジャズをサンプリングするというところでいうと、けっこう代表的な曲が多いのがTribeです。あとジャケット、アートワークが特徴的で、今でもみたことあるという人がいるんじゃないですかね。超オススメなのでチェックしてみてください。

・De La Soul 『Ring Ring Ring (Ha Ha Hey)』

JQ:De La Soulといえば、この曲は上位に出てきますね。DJがイントロをかけたときにフロアが湧くくらい有名です。De La Soulのファッションは90年代なんだけど、もっと前のソウルトレインのファッション感みたいなのを敢えてネタみたいにして使ってて、四角いアフロ頭とか。De La Soulの文字やフォント感や色味がオシャレです。De La Soulが多分コラボしたエアフォースをもっているんですけど、緑で花柄が入っているエアフォースでめっちゃ高かった記憶があります。イキって履いてたら、先輩に「それ履いちゃうんだ」って言われて、「すいません。やっぱ履かないで飾っておきます」ってなりましたけど。

・Wu-Tang Clan 『CREAM』

JQ:こちらも90年代ヒップホップを支えたアーティストです。紹介しているのは割と東海岸中心なものになってるんですけど、ヒップホップといえばもうひとつ「ウェッサイ」ですね。西海岸もありますんで。個人的には東海岸ヒップホップ推しでした。今は両方大好きなんですけど、ディグしていた時期は東一色でした。

・The Notorious B.I.G. 『Big Poppa』

JQ:ビギーは2Pacとの抗争とかもあって東西が争う時代で、西のアーティストは東のラジオ局でかけてもらえないとか、音楽の対立を生んでいました。クラブで話して「どっちが好き? お前ウェッサイ系なんだ。へえ」みたいなこともありましたね。

JQは「90年代のヒップホップは、ファッション的にもストリートカルチャーの根本になっているんじゃないかなと思います」と語り、今でも日本のストリートブランドにインスパイアを与えていると話しました。JQの紹介した90年代のヒップホップ、気になる方はぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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