「J-POP」という言葉、J-WAVEが生みの親って知ってた? その意味は…

2018年10月03日

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。10月2日(火)のオンエアでは、DAOKOとのコンビでお届けしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、J-WAVEが2018年10月10日にが開局30周年を迎えたということで、J-WAVEが生みの親にして、今では世間で当たり前のように使われている言葉「J-POP」を特集しました。


■「J-POP」は「J-WAVEでかかる邦楽」という意味

「J-POP」という言葉がJ-WAVE発祥であることに、DAOKOもビックリ。30年も前まで遡るため、知らなかったという人も多いのではないでしょうか。ということで、J-WAVEが生んだ「J-POP」について、そしてJ-WAVEを彩ってきた数々のJ-POPについて掘り下げていきます。

J-WAVEが開局した1988年、当時のJ-WAVEでかかる曲といえば、ジャンルは様々でありながらも洋楽中心。邦楽は全然オンエアされていませんでした。開局からいるスタッフによると、邦楽に関する明確な選曲基準を示されたことはなかったけれど、ほぼ100%洋楽だったそう。

そうすると困るのはレコード会社の宣伝担当。そこで「どういう邦楽ならかかるのか」という議論が持ち上がり、「こういうアーティストなら……」という候補が何組か挙げられました。そのアーティストたちを表す言葉として生まれたのが「J-POP」だったのです。

ちなみにJ-WAVEが開局した1988年の『TOKIO HOTO 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)における年間チャートの中で、J-POPとして一番高い順位を獲得した曲は、久保田利伸の『Dance if you want it』でした。


■よく流れたのは、サザン『真夏の果実』

どんな邦楽が「J-POP」と定義されていたのでしょうか。

藤田:当時の邦楽の選曲基準は歌謡曲っぽくないアレンジ、いわゆる洋楽っぽい感じの曲、そんなフィーリングを受ける曲。歌がうまいとかいろいろあったみたいなんですけども、一番意識されていたことは歌詞だったそうですよ。
DAOKO:えー、意外!
藤田:番組のテイストとか時間帯はもちろん考慮しつつ、季節感などが大切にされていたと。いきなり日本語の歌詞が聞こえてくると、耳を引くということもありますしね。
DAOKO:ハッとしますね。

1989年の『TOKIO HOTO 100』で年間チャートに入った邦楽アーティストは、佐野元春のみ。1992年にいたってはひとりもランクインしませんでした。それほど当時のJ-WAVEは洋楽をメインにかけており、J-POPがランクインすることは珍しかったのです。

そんな中、開局2年目の1990年にJ-WAVEのJ-POPシーンを賑わせたのが、サザンオールスターズの『真夏の果実』。サザンオールスターズは当時のスタッフも流れていたことが記憶に残っているほど、たくさんオンエアされていたそうです。

当時のオリコンチャートを見ると、J-WAVE開局5年目くらいまでのヒット曲は、長渕剛、B‘z、ZARDなどのアーティストでしたが、こちらはあまりJ-WAVEではオンエアされていませんでした。当時は世間とは違うJ-WAVE独自のチャートが際立っていたようです。

開局から5年くらいの間にJ-WAVEのJ-POPシーンを賑わせた邦楽アーティストは、山下達郎、小野リサ、大沢誉志幸などなど現在でも現役で活躍されている方が多いです。……というところで1日目はここまで!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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