J-WAVE 81.3 FM
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イチカワカオスモス

2018.05.26

解体が決定してしまった新潟市レインボータワー

今日は「街を象徴する建物」の話。
ゲストのナカムラさんがいい場所には人の存在が大きいというか
そういう場づくりとか街づくりのお話をチラッとしていただいて
それで確かにいい人は街を作るんですが、私にとって好きな場所とか好きな街って
結構風格のある象徴的な建物が、その場所の分身のような建物がある場所が多くて
ちょっとそういう建物、場所の話をしたいと思いますが、、、
というのも私が好きなビルたちが次々とピンチに陥っているんですよ。
だいたい好きなビルが戦後に建てられた建物が多くって、近場の東京ですと
「コマツビル」だったり「紀伊国屋ビル」「有楽町ビル」とか、
高度成長期を表すような重厚感と変わっていく時代の勢いを感じさせてくれるが、
すごく魅力なんですよ。
ちょうど「ビルジング」から和製英語の「ビル」と呼ばれる時代のもので
言葉の変化も日本がすごい自信がついてきているのを象徴して好きなんですが
これらのビルは1981年の建築基準法の改正の前に建てられている訳ですから
今の耐震基準には引っかかる訳ですよね。
先日発表された耐震診断で引っかかってしまった例をいくつか、、、
有名どころですと「紀伊国屋ビル」「中野ブロードウェイ」とか「109」とか
改装が決まっているものであれば、私の大好きな「ニュー新橋ビル」はまだ未定です。
街のランドマークなんですよ。
そんな中、最近一番ショックだったのが新潟市のランドマーク
「レインボータワー」の解体の発表。
つい先日発表されたんです。すごく残念です!
新潟市民は誰もが知っている場所なんですけど、
見た目はおよそ100メートルくらいの細長い棒みたいな
ひょろーっとしたタワーで
一番上の方は赤く塗られていて、
その下からオレンジ、黄色、緑、水色、青と
名の通り虹色に塗装されているんです。
ちょっと色あせているんですけど。そこに展望台部分がスポッと置いてあって、
それが回転しながら上昇して
登りつめると再び回転しながら降りていく。全部で10分ですかね。地味です。
すごく地味なんだけど、
新潟市って地形的に平坦なのでかなり遠くまで街を見渡せましたよ!
もちろん日本海もね一望出来ましたしでも8月の解体が決まった訳で
今回解体の理由は維持費と安全性の確保が難しくなったため。
年間の維持費が確か500万円と仰っていたのかな。
加えてこのクルクル回る展望にメンテナンスする際に
使用する機械の部品がもう手に入らなくなって。
メーカーがもう作っていないみたいなんです。
しょうがないんですけど、やっぱり40年余りにわたって親しまれてきた街の顔で
なんかね存在していた証をすごい残して欲しいなって思いますね。
なんかこれからね続くトレンドなので、
自分の好きな場所、居場所をやっと見つけたのに
そういう象徴するものがなくなっていて、建物じゃないんですけど
京成立石の「呑んべえ横丁」ですよね。せんべろの聖地。そこも市街地あたり全部ね
来年再開発されるとどうなるかわからない場所いっぱいあるのでね
みなさん、がんばろ、、、、(笑)私はいっぱい行って応援するしかないのかな。

イチカワカオスモス
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