文字を持たない少数民族「ムラブリ」との出会い。

タイやラオスの山岳地帯に暮らす少数民族「ムラブリ」。その民族の言語“ムラブリ語”を研究している言語学者の伊藤雄馬さん。人口およそ500名前後と推測されている「ムラブリ」の真の姿、さらにムラブリ語研究を通じて伊藤さんが見つけたものとは？

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MEMORIES

GUEST

伊藤雄馬

言語学者、横浜市立大学客員研究員。1986年、島根県生まれ。2010年、富山大学人文学部卒業。2016年、京都大学大学院文学研究科研究指導認定退学。日本学術振興会特別研究員(PD)、富山国際大学現代社会学部講師、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員などを経て、2020年より独立研究に入る。学部生時代からタイ・ラオスを中心に言語文化を調査研究している。ムラブリ語が母語の次に得意。2022年公開のドキュメンタリー映画『森のムラブリ』（監督：金子遊）に出演し、現地コーディネーター、字幕翻訳を担当。『ムラブリ文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』が初の著書。

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