ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2020/09/19
GUEST
水野仁輔
DESTINATION
A trip around curry culture

カレーを巡る世界の旅

カレーとスパイスを追い求め、世界のカレーを探求するフィールドワークを続けている水野さんに、意外な場所にも広がるカレーカルチャーについて伺います。

今週のPODCASTを聴く

MEMORIES

ロンドンではチキンカツカレーが大人気! 5〜6年前、水野さんが取材のため3ヶ月ほど滞在したとき、スーパーマーケットで「カツカリー」と書いたパッケージを発見。それは、米、ルー、パン粉などが入ったレシピキットでした。そもそも日本のカレーはイギリス経由で入ってきたもの。1800年代、イギリス人が独自に編み出した、小麦粉を使ったシチューのようなカレーが作られていたという史実があり、それが明治維新の頃に日本にやってきました。ちなみに、ロンドンではすっかり見なくなってしまった当時のブリティッシュカレーは、アイルランドには今でも残っているんだそうです。
カレーがある国や地域は全て旅したい!という水野さん。中でもポルトガルはずっと行きたかった所。かつてインドのゴア州を植民地にしていたポルトガルでは、インド料理はメジャーではないもののアフリカ料理屋がとても多く、そこで出会ったのがCARILという料理。同じくポルトガルの植民地だったモザンビークの料理屋のメニューにも必ずCARILが……。どういうルートで繋がっているのか……様々な情報から仮説を立てつつ、今はモザンビークに取材に行きたくてたまらないそうです。
ゴートカリー、またはカリーゴートと呼ばれるヤギのカレーをご飯と一緒に食べるのが、ジャマイカ人のソウルフードの1つ。ということで、それを食べに昨年訪れたジャマイカ。スパイスを個別に使うのではなく、「カレーパウダーで煮たな」という味で、ジャマイカ人のお母さんに作り方を教わると、スーパーに売っているカレーパウダーと材料を全部、圧力鍋に入れて煮込むだけ。自国の料理にカレー粉を加えたイギリス系のものなのか、それともインド人街から伝わったインド料理由来のものなのか。それがジャマイカ料理とミックスされて、得体の知れない美味しいカレーに……。カレーの奥深さ、恐るべし……。

PLAYLIST

  • Taste Of India / Aerosmith
  • Taki Taki / Mika Singh & Shreya Ghoshal
  • To Be Where There's Life / Oasis
  • 匠の蔵 / 葉加瀬太郎
  • Can't Help Falling In Love / 葉加瀬太郎

GUEST

水野仁輔

毎月届くレシピ付きスパイスセットを販売する「AIR SPICE」代表。カレーに特化した出張料理集団「東京カリ?番長」を立ち上げて以降、全国各地を訪れてライブクッキングを実施している。最新刊は『スパイスカレーを作る』(パイインターナショナル)。ほかに『カレーの教科書』(NHK出版)など著書は50冊以上。現在は、世界のカレーを探求するフィールドワークをする傍ら、カレーの世界にプレーヤーを増やすプロジェクト「カレーの学校」を運営している。 www.airspice.jp/

MESSAGE

ANAラウンジに使われている香りがご自宅でお楽しみいただける「ANAオリジナル アロマオイル 10mL」と「アロマストーンディフューザー」をセットにして、毎週3名さまにプレゼント!ご応募はコチラから!〈プレゼント希望〉と明記してご応募ください!
プレゼントの応募・感想はこちら

NEXT FLIGHT

ON AIR
2020.12.05
GUEST
原正人
DESTINATION
Paris
1974年静岡県生まれ。フランス語圏のマンガ“バンド・デシネ”を精力的に紹介する翻訳家。フレデリック・ペータース『青い薬』(青土社)、トニー・ヴァレント『ラディアン』(飛鳥新社)、ジャン・レニョ&エミール・ブラヴォ『ぼくのママはアメリカにいるんだ』(本の雑誌社)、バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』(リイド社)、ダヴィッド・プリュドム『レベティコ―雑草の歌』(サウザンブックス社)などバンド・デシネの翻訳多数。小説の翻訳にアンヌ・ヴィアゼムスキー『彼女のひたむきな12カ月』、『それからの彼女』(いずれもDU BOOKS)、グカ・ハン『砂漠が街に入りこんだ日』(リトルモア)がある。

SEARCH