ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2026/06/20
GUEST
中村勝宏
DESTINATION
Paris

日本人で初めて、パリでミシュラン一つ星を獲得した中村勝宏シェフの、料理と旅への想いとは?

葉加瀬太郎とゲストが語る、とっておきの旅の思い出。今週のゲストはシェフの中村勝宏さん。日本のフランス料理界の第一人者として「洞爺湖サミット」で総料理長を務めた中村さんに、修行を積んだ1970年代のフランスの思い出などを伺います。

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MEMORIES

26歳で念願の渡欧。フランスを目指すべく、まずはご縁があったスイス・チューリッヒのホテル「アスコット」へ。言葉のハンデもある中、スイス人と同じ働きではダメだと朝一番に調理場に入り徹頭徹尾一所懸命に働いた結果、半年で重要なポストのシェフ・ソーシエに抜擢され給料も倍に! 内心は半年後のパリ行きを控え、気が気ではなかったとか。
71年のフランスは、ポール・ボキューズとトロワグロが2トップ。当時のパリの御三家〈ラセール、トゥール・ダルジャン、マキシム〉は勿論、地方にも素晴らしい三ツ星オーナーシェフ達が。有名店に300通近く手紙を書くも返事は貰えず、店の裏口から訪ね直談判。二ツ星の「ルーレイ・ガストロノミック」で働けたのにはご自身もびっくり。
アルザスの街コルマールでたまたま通りがかったウンターリンデン美術館。そこで中村さんが見たのは、マティアス・グリューネヴァルトが1512年から約4年の歳月をかけて描いた「イーゼンハイム祭壇画」。このとき初めて絵を見て魂が揺さぶられる経験をし、コルマールに行く度にその絵を見に行ったそう。
フランスにはリクヴィール、エギスアイム、カイゼルスベルグなど、中世がそのまま生きているような小さな村が沢山!アルザスの「ワイン街道」沿いでは毎年花のコンクールが開かれ、コロンバージュという独特な木組みの建物のベランダに、きれいに花が飾られるのだそう。地元のワインを飲みながら美しい村々を巡るのもおすすめの楽しみ方。

PLAYLIST

  • Take Me To The World / Liz Callaway
  • La fleur aux dents / Joe Dassin
  • We Try / Laurent Bardainne & Tigre d'Eau Douce
  • WITH ONE WISH / 葉加瀬太郎
  • J'ai vu / Henri Salvador

GUEST

中村勝宏

日本ホテル株式会社・ホテルメトロポリタン エドモント 特別顧問 統括名誉総料理長。1970年渡欧、フランス各地の有名店で15年間活躍。1979年にパリ「ル・ブールドネ」のグランシェフ時代に、日本人として初めてミシュランの一つ星を獲得。以降4年間星を維持。1984年に帰国後、エドモント開業とともにレストラン統括料理長就任。その後、常務取締役総料理長となる。2008年北海道洞爺湖サミット総料理長。2016年フランス共和国農事功労章コマンドゥール叙勲。2017年日本初の国連食糧農業機関(FAO)親善大使に就任、2025年5月に任期満了で退任。2019年「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」選手村メニューアドバイザリー委員会委員に就任。

MESSAGE

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2026.06.27
GUEST
石丸謙二郎
DESTINATION
Penghu Islands
1953年生まれ、大分県出身。つかこうへい舞台『いつも心に太陽を』(1978年)でデビュー。1987年からはテレビ朝日系『世界の車窓から』のナレーションで人気を博す。落ち着いたトーンの声質と渋みのある演技で、テレビ・舞台・映画と幅広く活動。プライベートでは多趣味なアウトドア派。ウインドサーフィン、登山、フリークライミング、ピアノ、釣りを趣味としている。著書に、新刊「旅は迷ってみなけりゃ分からない」、「山は泊まってみなけりゃ分からない」「犬は棒に当たってみなけりゃ分からない」「台詞は喋ってみなけりゃ分からない」「蕎麦は食ってみなけりゃ分からない」「山は登ってみなけりゃ分からない」」(敬文舎)、「野筆を片手に」(モンベルブックス)、「山へようこそ―山小屋に爪楊枝はない」(中央公論新社)。