ON AIR DATE
2026.10.18
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54


★★★★★★★★★★★★★★★★★

当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。

★★★★★★★★★★★★★★★★★

TUDOR logo

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


--- 秋のお便りナイト ---

リスナーの皆さんから寄せられた“お便り”から
訓市が独断でセレクト

旅のエピソードから進路、人間関係、恋愛、趣味など
オールジャンルのテーマについて語る
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!

番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。

★★★★★★★★★★★★★★★★★

2026.10.18

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

夢見る頃を過ぎても / Scandal

2

北京ダック / 細野晴臣

3

VALON-1 / Salyu

4

Vacancy / 柳ジョージ

5

Don't Look Back In Anger (Live at KNEBWORTH Version) / Oasis

6

静かな日々の階段を / Dragon Ash

7

オールナイトレディオ / Ado

8

東京は雨 / ジェニーハイ

9

Marry / Suchmos

2026.10.18

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


KUNICHI was talking

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★From RN:ラジオネーム ザ・マスダタクロウ さん
いま、LAからNYに向かう飛行機の中で、このメッセージを書いています。昨夜はグリーク・シアターでの細野晴臣さんのライブへ足を運びました。一番後ろの安い席を買っていたのですが開演前にスタッフが、「ついておいで」と声をかけてくれて、前方2つ目のブロックにアップグレードしてくれました。アメリカではこんなことがあるんですね。日比谷野音の1.5倍ほどの奥行きの野外の会場。あいにくの曇り空で星もまばらでしたが、みんなが自由にアルコールや食事を楽しみながら鑑賞していてとても大らかで良い雰囲気でした。訓市さんの印象に残っている「海外のライブ会場」をぜひ教えてください。

☆KUN:
色んなところで見ましたけど、僕が初めて海外でライブを見たのがまさにこのグリーク・シアターで、中2だったのかな。母親の親友っていうのがロスに引っ越して花屋さんをやってたんですよね。そこで働かされたのが僕の初めてのバイトなんですけども、競馬場に花を生け込みに行ったりとか結構大変でしたね。そこの家族の子供と一緒にOingo Boingoを見に行ったんだっけな。ローカルのニューウェーブバンドで、山の中腹みたいなとこにあるんですよね。グリフィスパークっていうジェームスディーンの『理由なき反抗』の撮影現場なんですけども、初めて外で音楽を聞いてアメリカってすごいなと思ったのを今でもよく覚えてます。


★From RN:天然パーマン さん
毎週、犬の散歩のお供に聴いています。先日、仕事でパプアニューギニアに行ってきました。首都ポートモレスビーの「ジャクソン国際空港」に到着し、国内線まで少し時間があったため同僚と少しだけ空港周りを歩いてみました。煙草を吸いたかったのですが、あいにくトランジットの際にライターを没収されてしまい、危険だと聞いていたので少し抵抗がありましたが路面店でライターを購入。現地通貨で「3キナ」と言われ「10キナ」を渡すと、お釣りに帰ってきたのは「5キナ」でした。英会話に自信の無い私は特に文句も言わずにそのまま店を離れましたが、こういう時に会話が出来ればと…。店のそばで煙草を吸っていると、「イヤーポッズは要らないか」 と現地の人から声をかけられ断りを入れるとすぐに去って行きましたが、日本とは明らかに違う空気感に「海外に来たんだな」と急に実感が湧いてきました。今回の出張で「ライターを貸してくれませんか?」と英語で伝えられるようになった事が一番の収穫です。訓市さんは「この国の空気感は他では中々味わえないな」と思うような思い出のある国はありますでしょうか?

☆KUN:
こういう時はもうgoogle翻訳で「あと2キナよこせ!」っていう画面で見せる方が簡単だと思うのでちゃんとお釣りをもらえばよかったですね。本当に中国行った時もそうですけどメニューが全く読めないってポカンとしてると、もう向こうの店員さんがケータイを差し出してきて、「オススメはこれだ」とか、すごい便利に喋れるようになってきてしまいましたよね。同時翻訳ももうすぐできちゃいそうですし英語が喋れるに越したことはないと思うんですけど、覚えなくても会話ができる時代にとうとう入ってきたんだなと思います。この国の空気感は違う…でも最初にアメリカ行った時から本当に同じ空気を吸ってるのかな。これ地続きっていうか星で繋がってるのかなって信じられないぐらい雰囲気が違って、今でもそれが色んな国の空港に降り立って最初に外に出た瞬間にああ違うなって感動するところです。


★From RN:ストレンジャー ザン パラダイス さん
旅行と言っても昔いた会社の社員旅行ぐらいしかしたことのない57歳の男です。転職を繰り返し6社目の会社にお世話になっております。若い外国の方と一緒に作業しています。ベトナム、フィリピン、バングラディシュ、ネパール・・・自分は英語が話せないのですが、この子たちはだいたい日本語ができるので助かります。日本語で伝わらない場合は知ってる英単語を並べて、あとはジェスチャーで何とか指示を伝えています。この子たちがある程度、作業がこなせるようになったら転職しようと考えています。特にやりたいことがある訳ではありません。自分だけかもしれませんが転職も「旅のようなものだなあ」 と感じてみたりしています。「違う場所に行きたい」。ただ、それだけです。

☆KUN:
僕は会社にちゃんと勤めたことがないので転職っていうのが分からないんですけども、ただ逆にすごい何ヶ月間か密に連絡を取るというか会って作業を進めるプロジェクトがあると、終わった後、もう2度とじゃないですけど一緒にやることはないんだなっていう。その時の感情っていうのが転職に近いんですかね。でも、行きたいとこがないけど違う場所に行きたいっていう気持ちはすごくよく分かります。


★From RN:さめねこ さん
32歳の妻と2人暮らしの野郎です。この朝の空気が少し冷たく感じる時期になると9年前に亡くなった「友達」のことを思い出します。彼とは高校時代に部活が一緒で寡黙で努力を積み重ねる、坊主頭が似合うかっこいい男でした。浪人の末、国立大学へ進学し地元に戻ってきて消防士になると聞いて、「あいつらしいな」と当時は思っていました。地元に帰ってくるんだからそのうち会えるだろうと思っていましたが、夏も終わったこの時期に彼の訃報を唐突に聞くことになりました。毎年、少し肌寒くなったこのタイミングで彼とのメッセージを見直してます。最後のメッセージは仕事柄、海外へ行くことが多かった私に向けた「今度、旅行の話を聞かせて」という言葉です。野村さんも時折お話しされるように、「会える時に会いたい人に会うこと」がどれだけ大切なのか、メッセージを見返す度に悲痛なほどに思い知らされます。せめて彼が楽しみにしていた旅の思い出話が尽きないように、私自身は次の目的地でまた色々な出会いや体験を積み重ねていければと思います。

☆KUN:
そうですね、僕も亡くなってしまった友達ってたくさんいて、消せないですよね。消す必要もないんですけども。そのやりとりも消せないですしアドレス帳にある名前も消せないですし。人に連絡しなきゃって言って検索してる時に亡くなった友達の名前が出ると思わずスクロールする指が止まっちゃうんですけども。まあ、いつまで毎日というものが当たり前のように過ごせるとは限らないのでね。会える時に会ったり思い出したら一言「元気か?」って連絡するとかってすごく大事なんじゃないのかなって思います。


★From RN:むーちょ さん
埼玉県在住の6年生です。僕は今、将棋に熱中しています。このラジオを聞いている皆さんは将棋が平安時代に日本独自で発展していたことをご存じですか。2年前、僕は父の都合で山梨県に行きました。夜は近くの旅館で夕食をとり一緒について来た妹が暇をしていたのでボードゲームで遊びました。そのボードゲームの名前が「将棋」です。僕の考え方は将棋に出会って「直感に考える」から「慎重に考える」に切り替わり、何事も計画をして行動するようになりました。今では遠征していろいろな大会に出たりして日本各地へ旅をしています。野村さんは旅をきっかけとした趣味、特技などはありますか。

☆KUN:
「直感に考える」から「慎重に考える」に切り替わる…僕も将棋を始めようかと思いましたけども、旅をきっかけとした趣味、特技…。ディジュリドゥっていう楽器があるんですよ。オーストラリアのネイティブであるアボリジニーの方たちが吹く、白アリに食われて中が空洞になって折れた木に蜜蝋を塗って、それを口に当ててトランペットみたいに唇を震わせて吹くんですけども。難しいんですよ。音は出せるけど循環呼吸っていって音が途切れないように拭くのにはすごいコツがいて、僕は旅行中にキャンプをしていて電池もなくなったんでウォークマンも聴けないし音楽がないっていう中で1週間ぐらい吹き続けて解脱しました。


★From RN:テテ さん
初めてメッセージを送らせていただきます。私は今、高校3年生です。父が野村さんのラジオが好きでよく一緒に聴いていて、私自身も野村さんのラジオを好きになりました。来年は大学生で上京する予定なのですが、大学生のうちにすべきことがあれば教えてほしいです。

☆KUN:
大学生のうちにすべきこと。何もしないで卒業してしまった僕に聞くんですか。まあ昔は大学さえ行って遊んでりゃいいみたいな風潮がありましたけど、大学のうちに身に付けたいこととかっていうのは勉強してたくさんやるって、やっぱり今の時期大事なんじゃないのかなと思うと同時に、なるたけ家にいないで外に出ていろんなものを見たり聞いたり感じたりする。社会に出る前に神様がくれた4年のご褒美でもあると思うんですよ。よく遊び、よく学ぶ。遊びが先ですよ。4年間楽しんでください。