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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の午後8時に最新版を
アップしています。
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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--- お便りナイト ---
リスナーの皆さんから寄せられた“お便り”から
訓市が独断でセレクト
旅のエピソードから進路、人間関係、恋愛、趣味など
オールジャンルのテーマについて語る
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや
思い出の“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
番組サイトの「MESSAGE TO STUDIO」から
“お便り”を送信してください。
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Truth / Alex Ebert
Turn It On / Level 42
I Am In Love / Jennifer Lara
中央フリーウェイ / Swing Out Sister
Don't Think Twice, It's All Right / ハナレグミ
Road To Nowhere / Nouvelle Vague
Aneme E Core / Tony Mottola And His Orchestra
Vi Overlever / Gustaf Ljunggren
Just A Cloud Way / Pharrell Williams
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:アペリティーボおじ さん
32歳、会社員の男です。現在、妻とイタリア旅行中です。旅程は羽田からミュンヘン経由、ローマを経てフィレンツェ、今はヴェネツィアに向かう鉄道であるイタロの車内から一筆したためています。私も妻も学生時代から海外1人旅をする程度には旅好きですが、 結婚して約4年、コロナが落ち着いてからは半年に1回のペースで海外に旅立って見聞を広めています。実生活の場面ではむしろ長期連休を使って海外へ出掛けている人を探す方が難しい感覚があります。会社の部下や後輩に話を聞いてみても、「憧れます」 以上の踏み込んだアクションに進む人はおらずでした。個人的には若い方ほど是非広い世界を見てほしいですし、色々な価値観や文化感と触れ合うことで学ぶことも多いと経験から感じています。訓市さんはそういった意味で海外旅のオススメをされたことはありますか?是非、未来ある若手のキッカケになるようなエピソードを聞けますと幸いです。
☆KUN:
これはもう常に言ってるんですけども、若い時にモノとかばかりにお金を使うんじゃなくて自分に投資っていうわけじゃないですけど経験とか思い出にお金を使った方がはるかに良いよ。歳を取ってからお金を貯めてどっか行くって言っても出来ることってやっぱり幅が狭まってくるじゃないですか。ちょうど先日ニューヨークにいて、20何年の親友と喋っている時に彼が会ったのかな?移民の方でものすごい働いて働いて大金持ちになった人がいるんですけども、奥さんと一緒にいつか何かしようっていう話をしながら無駄なお金を一切使わず、土地を買ったり株を買ったりで億単位のお金を貯めたところで、奥さんが亡くなってしまったらしいんですよ。その時に自分は何のためにこんなお金を貯めてたんだ、今更何十年経って自分1人になって、そのお金の使い方が分からないっていう。そういう風になってほしくないですし、やっぱり内弁慶っていうか狭いところにだけいて、それが世界だと思っていると間違ってることって多いじゃないですか。小学校の時に近所の小学校に行っててそれが全てで、中学で隣の学区の子たちと一緒になっていきなり世界が広がったりとか。それが今度、越境して高校行ったらまた全然変わったり、社会に出たら変わったりっていうのは誰もが経験したことがあると思うんですけど、それのもっと大きいバージョンで、今度自分の国を見てみるとか自分の生き方について考えてみるとか、やっぱり外に出て触れたり触ったりしないと分からないことってたくさんあると思います。と言う訳でせめて社会人になる前に1回は海外1人旅とかしてみて、実感してみることっていうのは本当に大事なんじゃないかなって思います。
★From RN:笹のさいとう さん
4月28日から5月10日までの13日間、鳥取県米子市にある妻の実家でワーケーションをしながらGWを過ごしました。中盤には広島県、愛媛県、高知県、香川県を車で巡る旅にも出ました。宮島へ向かうフェリーから見た景色は本当に素晴らしく、「厳島神社」の鳥居からは不思議とパワーを感じました。「しまなみ海道」では橋の上から見える海と島々の景色が絶景でとても感動しました。高知の「ひろめ市場」は活気にあふれていて鰹のタタキも絶品でした。香川県では「金比羅神社」を参拝し家族の幸せを願った後に讃岐うどんを食べました。こうして充実した時間を過ごせたのも自分を温かく迎え入れてくれた妻の両親のお陰だと感じています。その後は仕事をしながら東京へ戻る予定だったのですが、妻の父方のおじいちゃんが亡くなり葬儀を執り行うことになりました。家族や親族が各地から集まり、久しぶりに顔を合わせる時間にもなりました。葬儀自体は悲しいものですが、「おじいちゃんは、昔、こんなことをしていた」「こんなことを言っていた」とみんなが楽しい思い出を振り返って笑っている場面がとても印象的で、家族のおじいちゃんへの深い愛情を感じました。同時に自分が死んだ時はこんな風に送り出してもらえるのだろうか、もし誰も葬式に来なかったらどうしようなどと漠然としたことも頭に浮かびました。いつか必ず訪れる「死」というものに向き合う瞬間は誰にでも来るのだろうなと改めて感じたGWでした。
☆KUN:
葬儀って色んな形があると思いますけど、国によっては亡くなった人の一生をお祝いするっていうか笑って送り出すっていうところもありますし、日本でいうとお通夜がそうなんですけどね。囲んでご飯とかお酒飲みながら過去の楽しい思い出を振り返る。どうせ亡くなってしまったわけですから明るくっていうか、「今までよくやった」とか「あっぱれな人生だ」って言って笑って送り出されるっていうのが一番良いのかなって思うんですけど。僕ももし来てくれる人がいるんでしたら4つ打ちとかで明るく行きたいですけどね、ドンチキ、ドンチキ・・・皆さんはどう思いますでしょうか。
★From RN:とも98 さん
先日、松本にワインを買いに行きました。生産量の少ない実直に作られているワイン生産者は「そんなに取り合いしてほしくない」と思われているそうですが、 欲しいという人が多いと取り合いになるもので、9時の発売開始に合わせて7時から並びました。あまり色々考えず、すぐに飲んでしまおうと思います。今週末は新潟の上越でホッケーの大会です。楽しんでこようと思います。
☆KUN:
淡々とした感じですけど毎日楽しく暮らしてるようなお便りでとても良いんじゃないのかなと思います。ちっちゃいことに喜びがあるっていうのは素晴らしいことで、何も大きい休みを取ってすごいところに行ったっていうのがなくても、ちょこちょこ色んなところに出かけて普段の生活から離れたところで違うことをする喜びっていうのをいつまでも持ちたいなと思うんですけども。僕の場合は最近出張が多すぎて、戻ると週末もずっと仕事をしていて何かフラっとどっかに行くっていうことがもう3月ぐらいからないんですよね。今月は梅雨になってしまいますけど、ちょっと無駄な遠出っていうか近場を遠出する気分で遊びたいなって思ってます。
★From RN:香港乗り継ぎ さん
今、友人と2人で香港を旅しています。今回どうしても行ってみたかったのが、野村訓市さんが設計に関わったという「CAFE Parabolica」です。正直、このカフェを知らなければ、自分ではまず行かなかったエリアでした。でも実際に向かってみると、それが旅の醍醐味でした。香港のイメージとは少し違う、豊かな自然と、のんびりした空気。山を越えて行く帰りのバスの車窓も新鮮で、「ああ、旅って、こういうことだったな」と思い出しました。カフェ自体も静かなのに洗練されていて、音楽や空気感まで含めて、まさにTRAVELLING WITHOUT MOVING的な場所でした。ちなみに、メニューにあった「Amber Orange」を頼んだんですが、最後まで「これは一体、なんの飲み物なんだ…?」 と、よく分からないまま、飲み終えました(笑)。でも、パイナップルとマンゴーの「ミントスムージー」は最高でした。暑い香港の空気とすごく合っていて、旅の味として記憶に残りそうです。「有名な観光地」ではなく、誰かの感性をきっかけに知らない土地へ行ってみる。そんな旅の面白さを感じた1日でした。どこへ向かっているのか分からない感じも含めて、すごく良い旅でした。
☆KUN:
ここはリプルースベイっていう香港の南側にあるんですよね。で、ペニンシュラホテルのオーナーたちが昔持っていたホテルの後に作られたすごい古い様式の、モール?なんでしょうね、一応。その中の一角に友達がカフェを作りたいので設計をしてくれって言われたのがちょうどコロナの頃で。1度も現地に行かずに、Facetimeの動画を見ながら、あーだこーだ言いながら計ってもらったりして作った思い出深い物件なんですけども。行ったのがこの間の3月が初めてっていう、もうずいぶん味が出てるっていうか、すっかり馴染んでいて、そのオーナーの方たちも色んな絵を飾ったりとか、花を飾ったりとか、ちゃんとデコレートしてくれていて、「ああ、一安心だ」ってすごく思ったんですけども。本当に僕も同じことを思って、建物の前の中庭というか芝生で横になった時に、熱帯の鳥の声とか、木々の匂いとか、香港ってこんなだったっけ?っていう、ものすごい色んなことを思い出しましたし、来て良かったなって僕も思いました。
★From RN:ぴろてぃ さん
この夏の終わりに45歳になる男性です。ここ数年、自分が意識的に聴き始めた音楽が25年を迎えたことに気づき始め、寄る年波に感慨もひとしおです。中には25年間聴き続けたものも、長年遠ざかったものもありますが、近年は程よい距離感で音楽と付きあえている気がします。私にはそんな「25年選手」にまつわるライフワークのようなものがあります。それは訓市さんとも仲が良いであろうThe Avalanchesの楽曲で使われた曲を訪れたレコードショップやイベントで見つけていくというものです。一説ではファーストアルバムだけで数千の作品からサンプリングされたということもありますが、まるで、『ニュー・シネマ・パラダイス』でアルフレードが紡いだフィルムの断片を集めるように、彼らの音楽を再発見する旅は終わりが見えず生き甲斐になりつつあります。彼らを最後に観たのは2018年フジロック、夜明けのレッドマーキーですが、そろそろ新作のリリース含めまたあの場所で観たいものです。その時にはぜひ明け方の訓市さんにもお会いできますと幸いです。
☆KUN:
The Avalanchesのファーストアルバムは確か3000曲だったような気が遠くなるぐらいな話ですし、その制作にですね、“サンプリング・ディテクティブ”っていうあだ名がついたおばさんがいるんですよ。要はAvalanchesがサンプリングに使った曲ってメジャーなものだけじゃなくて60年代の子供番組のサントラとか、今は版権が誰だか分からないみたいな、それを多分99年とか2000年ぐらいですよ、全部探し当てて許可を取った。だから“刑事”って言われてるんですけど、すごい人がいるんだって言われて速攻調べたんですけど・・・。そしたら彼女はやっぱりすごくて、Beastie Boysの『Paul's Boutique』っていう2枚目のアルバムがあるんですけど、それも1000曲ぐらい、90年かなんかに作られてサンプリングに使ってるんですよ。それの版権も全部そのおばさんが見つけたっていう。確かドキュメンタリーの番組かなんか出てますから、調べてぜひ見てみてください。そしてAvalanchesですけども最近ロンドンに引っ越しまして、年内には新譜が出るはずです。僕、数曲聴いてますが最高です。
★From RN:FG さん
千葉県在住、40代男性です。先日、福岡から両親が東京までやって来ました。好奇心旺盛な両親と共に新宿御苑を散歩し、国立新美術館で"YBA" を観たり渋谷のレコード屋で買い物をしたりと、久々に会った両親ととても良い時間を過ごす事ができました。中でも印象的だったのがカリモク・リサーチ・センターで開催中の"OJAS"との企画展「間の音」でした。1階に設置されていた"Sound House”と名付けられた茶室みたいな畳の部屋にスニーカーを脱いで入ってみると、部屋のサイズに合ったスピーカーからは心地良い音が流れており気持ちが落ち着く空間で心が洗われました。欲を言えばもっとこの部屋にいたかった。
☆KUN:
これはOJASっていうのはデヴォン・ターンブルっていう古い僕のニューヨークの友人で昔からずーっとオタッキーな昔のサウンドの話をしてたんですけども、自分でスピーカーを作るようになって話題になって、今世界中で色んなリスニングバーとかで使われて、ちょっとした有名人になりましたけど。先日、『Casa BRUTUS』という雑誌で彼の仕事とか作ったものをフューチャーしているので興味のある方はぜひ見てほしいんですけどほんとに心地いい音です。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。


