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2023.10.08
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

#470 --- 中秋のお便りナイト ---

40歳台を駆け抜けた訓市も50歳!
そして、番組はこの10月で10年目に突入!

番組リスナーの皆さんから寄せられた
“お便り”をまとめて紹介。

旅の話はもちろん、仕事、進路、恋愛、
日々で些細な出来事など・・・
訓市の目に留まった“お便り”をピックアップ!
曲のリクエストや選曲のオーダーにもお応えします。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2023.10.08

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Always There / Incognito

2

Lucky Number Nine / Moldy Peaches

3

Drive / Deftones

4

Over There / The Japanese House

5

Oh No! Oh Yes! / 中森明菜

6

Marry You / Bruno Mars

7

Night Lines / Dave Grusin

8

All By Myself / Eric Carmen

9

Photograph / Ringo Starr

2023.10.08

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


KUNICHI was talking

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★From RN:Jeff さん
先日どなたかの手紙で「初めての旅」についての寄稿がありました。それを聞いて、わたし自身の「初めての旅」についてふと思い出して、お手紙を書いています。私にとっての「初めての旅」は20歳の時。ロンドン・パリヘの旅になります。当時大学生活にどうも馴染めず、関西の片田舎で音楽と本と少しのアルバイトをしながら鬱屈した日々を送っていました。そんな私の唯一の楽しみは、長期休みに東京に住む友人を訪れること。彼は高校からの友人で、当時のバンドメイトであり、派手なツィストをかましロックンロールを歌いこなす憧れの存在でもありました。大学3年目の夏休み、その彼と2人旅に行きました。それが私にとっての「初めての旅」になります。当時2人とも大好きだったザ・リバティーンズに行ったり、グルーピーがたむろっているフラットに行ったり、はたまたアーセナルのスタジアムに行ったり、パリのモン・サン・ミシェルで洛陽を見ながら、これからのことを語り浸ってみたり。それだけではなくアンダーグラウンドで足をかけられて転けそうになったり、フィッシュ&チップスで胃もたれしオイスターで腹を壊したりと、楽しいこととしんどいことが目まぐるしく起きて、また起きての繰り返しで、その日々は今でも鮮明に思い出すことができます。その旅を経て少し開けた世界を知り、その後、私は片田舎の大学を卒業すると同時に東京に出ました。今では彼は地元に帰り、私はまだ何かを探すように東京にいます。

☆KUN:
何か読んでいると自分の思い出の中の一つを読んでいるような気がしました。一緒に出たことはないんですけど旅先で待ち合わせて珍道中をして、何年経ってもたまに顔を合わせるとその時の話をする友達っていうのが僕にもいます。そうやって、あの時ああだったこうだったって、まるで1秒1分を全部覚えているような思い出を共有できる友達っていうのは本当にいいもので、またそういう旅ができたっていうのもきっと若さ故の特権なのかなって思います。去年も仲良しとアメリカの方に初めて一緒に海外旅行に行った事があるんですけども、楽しかったんですけど細かいことを覚えていないんですよね。あれって、やっぱり学生の頃の脳みそがまだ新品を下ろしたてのスポンジみたいな。僕らのはもうボロッボロな感じですよね、水を吸収しないような。皆さん、若いうちは沢山旅に行ってください。



★From RN:タコスタベタイ さん
今年8月に2人目の子どもが生まれ、私、妻、長女に長男が加わり、4人家族 となりました。上の子と下の子の年齢差は1歳半で2人とも小さいことから、今回、私は思い切って半年間の育児休暇を取得してみました。まず朝起きて子どもたちにミルク、ご飯をあげる。そして洗濯をして、洗い物。散らかった部屋を片付けたらまたご飯。時々おむつを変えて、お風呂に入れて…と繰り返し、気づいたら夜。そんな流れで1日があっという間に過ぎ去っていきます。加えて子どもたちは昨日できなかったことが今日できるようになったり、ものすごいスピードで成長していきますが、彼らの成長を間近でゆっくり見られることに幸せを感じています。以前、訓市さんが「子育ては自分の人生を巻き戻して、見ること」と仰っていたことを思い出しました。

☆KUN:
本当に、メチャクチャ早いですからね。幼稚園に入るぐらいまでって、この毎日が永遠に続くのかっていうぐらいな気がしてたんですよ。公園行って砂場で遊んで、スコップとか片付けて、家帰ってLEGOしてみたいな。それが幼稚園とか入った辺りで加速度的に成長が早くなるというか、幼稚園に入った時点で社会人になっちゃうんですよね。ですから世界がパパとママしかいないっていう今を存分に楽しんでください。



★From RN:AD見習い さん
番組開始から10年目に突入ということで、おめでとうございます。この10月で21歳になる私はこの番組に出会ってからまだ1年と半分程という比較的新規のリスナーではありますが、訓市さんやリスナーの皆さんの旅事情に思いを巡らし、上質な選曲で落ち着き、時には訓市さんによる社会への提言に耳を傾ける生活にすっかり馴染んでしまいました。新しい1週間を迎える前に、一息ついて気持ちをリラックスさせてくれるこの番組がこれからも永く続くことを願ってやみません。

☆KUN:
21歳になるということは、番組が始まった時11歳になる歳が5年生。恐ろしい長さをやっているんだなーっていうのは、こういうヤングなリスナーの年齢を考えた時なんですけども、始めた時が41歳で今50歳だって言ってもあまり変わらないじゃないですか。小学校5年生が大学3年生になるって、えらい違いなんですけども、そんな若いリスナーさんが聴いてくれるっていうのを大変ありがたいなと思っているんですが、そろそろ社会人になる歳じゃないでしょうか。働き出すとそれなりに時間を取られるので、今のうちに楽しいことを沢山しといてください。



★From RN:たかさんぽ さん
大学2年生の訓市さんのファンです。先日、アメリカのロサンゼルスに1週間、
バックパック一つで行ってきました。僕にとって初めての海外でアメリカに行くことは小さな夢の一つでした。飛行機の中からアメリカ本土の道路が見えた時、車の通行が日本と逆で、その光景が見えた瞬間、本当にアメリカに来たんだなと感じました。旅の最中、飛行機の乗り継ぎが間に合わなかったり、初めてのアメリカのバスや地下鉄でのトラブルが沢山ありました。夜に道を歩いていると日本とは全く違う光景がたくさんあり、歩いているだけでも緊張感があり、見るに耐え難い光景も沢山見ました。その時改めて日本の素晴らしさも感じました。毎日2万歩は歩き、色々な場所に行きました。特に印象に残っているのは「グリフィス天文台」から見た夜景です。訓市さんが以前番組で紹介していた「In-N-Out Burger」も食べました。とても美味しかったです。お金がなかったので安くて美味しい「In-N-Out Burger」を1週間に7回も食べました。

☆KUN:
良いですね〜なんかこう初めての感動って確かに道が反対だって気づいただけでもドキドキしたことを思い出しました。今ではそんなもの見ても何も感じない不感症みたいな大人になってしまいましたけども、「グリフィス天文台」も僕が初めて中学で行った時に行きましたね。あそこはジェームス・ディーンの『理由なき反抗』っていう彼が一番売れた映画の舞台なんですけども。そして、「In-N-Out Burger」を7回も食べましたか。僕もグルテンフリーを始める前は20歳の頃よりかはお金持ってますけども、毎日多い日は2回、健康のために「In-N-Out Burger」を食べてましたね。何しろ1回も冷凍されないパティ、毎日採れたての野菜を使ったジューシーなレタス、トマト、そしてお店で茹でてその場でフライにする新鮮なフレンチフライ。どうですか皆さん、食べたいとは思いませんか。アメリカ西海岸にしか大体ないんですけども、機会があったらぜひ食べて欲しいんですが。僕が初めて行った頃のLAっていうのがまだすごく危なくって、先日の番組でも話したと思うんですけどドクター・ドレーとかN.W.Aとかっていうギャングスタラップを作った人たちの映画があって、面白いんで観ると良いと思うんですが、本当にギャングが沢山いて、東京で言ったら明治通りの右側は安全でそっち側にあるガソリンスタンドとか入って良いんですけど、左側が危なくってそこのコンビニに入ったら駐車場で銃で撃たれたみたいな。その感覚っていうのが全く分からなくって、LAに引っ越したばかりの友達が車で走ったりするんですが、現地の友達に「なんでそこを走ったんだ!」っていつも怒られてましたね。分からなくって。今でも危ない所っていうのが残ってるんでGoogleマップだけ見て、これが最短だから走ってみようっていうのがあまりよろしくなかったりするのがアメリカです。次はそういう地域差っていうか、ここは危ないから気をつけなきゃとか、そういうのをまた調べて旅に行くっていうのも良いんじゃないのかなって思います。



★From RN:ポーリン さん
最近フュージョンを聴くようになりました。10年前に聴いたときは全くグッととこないジャンルでしたが、これは大人になったということでしょうか。例えばパクチーが好きになったり、硬いデニムを履かなくなったりと、好みが変わっていく自分に気が付いてはいましたが、まさかずっと変わらなかった音楽の好みまで変わったことには驚きました。この先どんな変化が自分に訪れるのか楽しみです。訓市さんは自分の好みが変わったなと感じたことはありますか。

☆KUN:
これはもう、常にありますよ、歳とると。僕もパクチー大嫌いで、バックパッカーでタイにいた時とかは箸で、時には手で細かいパクチーの葉っぱまで取ってましたからね。この世の敵ぐらいな勢いで。今はパクチーサラダが大好物ですし豚骨ラーメンが大好きでしたけど、40歳過ぎてから煮干しの匂いを10メーター先から嗅いだだけで涎が出るっていうぐらい味覚も変わりましたし。音楽もフュージョンなんて、まともな音楽好きが聴く音楽じゃないぐらいに思ってたんですよ。コマーシャルっぽいって言うか、チェーン店の喫茶店でかかってそうな音楽というか。ところが、録音技術とかミュージシャンのベースラインとかそういうのにハマり出すとフュージョンって最高なんですよね。そのうち自分が好きなダンスミュージックの元ネタというかサンプリングソースにフュージョンとかよく使われてるんですよ。それに気づいてしまうと突然大好きなジャンルになったりします。と言うわけでポーリンさん、これからも変化は沢山訪れますけども、それに抗おうとしないで常にそのビッグウェーブに乗るような気持ちで行ってください。



★From RN:おもち岳 さん
またこんな内容のメッセージを送ってと、お叱りを受けることを承知で送ります。先日、約1年半付き合っていた人と別れることになり、以来胸の締め付けが絶えず続いております。原因は付き合う前から分かっていたのですが、完全に自分の身勝手さに尽きます。訓市さんのラジオをループ再生し、何とか耐えている状況です。いつも仰っている「歩いたり身体を動かしたり」ということでジタバタしていますが、一向に状況は変わりません。そこでいつもの「落ちる所まで落とす曲」を1つリクエストさせて頂きます。最後に「馬鹿野郎っ!」と活をお願い致します。

☆KUN:
辛い時こそ、傷口に塩を塗るような曲を聴いて、さらに落ちて底から這い上がる。それもリスナーさんへの愛故なんですけどもね。ライオンは子供を谷の底に落とすと言うじゃありませんか。と言うわけでそんな曲をかけたいと思いますが、馬鹿野郎なんて簡単には言えないですよ。おもち岳さん、まだまだ底は下にありますよ。