ON AIR DATE
2018.06.03
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  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54
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Theme is... MESSAGES & REQUESTS



『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。


★★★★★
番組リスナーの皆さんから寄せられた手紙、ハガキ、メールを紹介しながら、
旅にまつわるリクエスト曲をまとめてオンエアします。
今回、訓市はどのようなアドバイスやリアクションをするのか?
日曜日夜のひと時、リラックした空気と極上の音楽をお届けします。


★★★★★
番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
「旅」に関する質問、「旅先で聴きたい曲」のリクエストでもOK!

手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。

リクエスト曲がオンエアされた方には番組オリジナル図書カード、
1000円分をプレゼントします。
皆さんからのメッセージ&リクエスト・・・ お待ちしてま〜〜〜す!!!


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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2018.06.03

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

You Will Return / Quantic

2

Stardust / Asgeir

3

Never Turnin' back / Bruce Hibbard

4

The End Of The World / Sharon Van Etten

5

今夜だけきっと / スターダストレビュー

6

Cowgirl In The Sand / Neil Young

7

Rebel Rebel / Seu Jorge

8

Duluoz Dream / Sal Dulu

9

Caravan / Van Morrison

2018.06.03

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


Kunichi was talking …


★★★★★★★★

★From ラジオネーム:ノラ犬のジョーンズさん
僕は今30歳です。最近は仕事、プライベート、人生、全てが折り返し地点に立っている気分になります。ある意味、人は生まれたときから死に向かって歩み出す。人生という名の余生を生きているとするならば、野村さんは今このとき、残りの余生をどう生きますか。何を基準に次の一歩を決めていますか。

☆Kun:この先を考えても平均寿命の分だけ生きれるのか、それとも1週間後にバイバイしなくちゃいけないのか、そこは誰にもわかりません。やりたいことっていうのはたぶん尽きないでしょうから、それに対しての後悔というのは必ずあると思います。でも、それはひとまず置いておいて、とりあえず寝るときに“やり切った”っていう気持ちと、“その日までにやりたいことは全部やってるな”と思って寝るのが、僕が余生をどう生きるかということの一つの考え方かなと思っています。



★From ラジオネーム:simpleさん
先日のゴールデンウィークで2日間だけ休みが取れたので、弾丸でしたが一泊だけ蓼科で過ごしました。子供の頃から訪れているものの、正直、何がそこまで引きつけるのか分かっていませんでしたが、自身の環境が変わったせいもあるのか、今回は特に、やっぱりいいもんだなぁと思うことができました。こういった心境の変化があると自分も歳を取ったんだなとしみじみ思います。訓市さんも大人になってから好きになった場所があれば教えてください。

☆Kun:僕も小さいころは毎年軽井沢に行ってました。自分が好きで行ってたわけではなく、夏になるととりあえず軽井沢に行くという感じで、全く思い入れはありませんでした。でも、東京って自分が育った環境がどんどん変わっていくんです。町並みはもちろん、電車すら変わってしまいました。だから、歳をとってから軽井沢に行くと、軽井沢だけはタイムカプセルというか、ちっちゃい頃の環境がそのまま残っていて、本棚を見ると自分が4・5歳の時に読んでいたディズニーの絵本とかがポン置いてあったり。そういうことに気づいてから、軽井沢がものすごく好きになりました。



★From ラジオネーム:ギガさん
5月の半ばから会社の研修制度で3ヶ月、バンクーバーに行くことになりました。初めてこんな長期間海外へ行くので、不安半分、楽しみ半分という感じです。主に英語の勉強が目的なのですが、せっかく行くので現地のいろんな人と交流しながらレベルアップを図りたいなと思っています。

☆Kun:今頃もうバンクーバーに着いて2週間ぐらい経ってると思うので、不安が取れて、楽しみが残ってるところじゃないでしょうか。夏の初めに留学するのってすごくいいと思うんです。季節がどんどん良くなって夜が短くなる。北の方だと何時に日が沈むのかわかりませんが、たくさん遊んでたくさん交流を深めてください。



★From ラジオネーム:raccoonさん
いまラジオを羽田空港で聞いています。行き先はベトナムのダナン。1人で海沿いをプラプラして本でも読んで、夜はお酒を飲みながら現地の空気を吸ってきたいと思っています。リクエストはSharon Van Ettenで「The End of the World」をお願いします。

☆Kun:僕も昔、ベトナムのホーチミンで夜中に外でぼけっとしていたら、この曲が流れてきたんです。なんだかベトナムってすごく元気じゃないですか。夜中まで若者がスクーターで意味もなく溜まっていたり、雑踏がうるさいんです。でも、そんなときにこの曲が流れてきて、ありがちですが『僕は死んでしまったんじゃないのか』っていうぐらい美しい光景に見えました。



★From ラジオネーム:ニール・ヤング大好き親父さん
今年、私は還暦になります。ようやく子育ても終わり、これからは女房と2人第二の青春を楽しもうと思っています。人生はよく旅に例えられますが、『還暦』という時点はおぼろげにゴールが見えてくる頃だと思います。これから一つでも多くの思い出という財産を作るために、キャンピングカーを購入して、女房と2人で全国を行脚しようと思っています。

☆Kun:いいですねキャンピングカー。アメリカを走っていると、ニール・ヤング大好き親父さんみたいな夫婦に出会います。ガソリンスタンドとかで2人で楽しそうに食料なんか買い込んだりしている人たちと話したこともありますが、彼らは本当に1年中動いていて、家を売っちゃったという人もいました。『このままずっとキャンプ場を回って、好きなところに良い季節に行くんだ。』と言っていて、僕はそれを還暦以降じゃなくて、若いうちからしようと思っていましたが、どうしたわけか途中で足踏みしてしまいました。また、こういう移動生活に戻れたらなって、1日に1回は思います。