
今週は、 飲む人にとって最適なお茶を自動抽出してくれるティーポット、Teploティーポットを開発された株式会社LOAD&ROAD代表の河野辺和典さんをお迎えします。このティーポット、世界初の機能を搭載する、すごいティーポットなんです!
今日はそのお話をうかがっていきたいんですが、開発したのは、どんなティーポット?

ジャンピングや蒸らし、浸し等、お茶の種類ごとに異なる抽出方法の全てに対応する独自の抽出テクノロジー(特許出願済)と、お茶の生産者や専門家、愛好家数百名にヒアリングやテイスティングを実施してお茶の種類ごとの一番美味しい抽出条件をインプットしたティーデータベースを、アプリ内に搭載。
お茶の種類をアプリ内のティーデータベースから選択するだけでお茶の種類に応じて、最適な抽出温度・抽出時間・抽出方法を自動で制御するため、緑茶・紅茶・中国茶・ハーブティーなどお茶の種類を問わず手軽に本格的な香りと味を楽しめます。現在アプリ内ティーデータベースには日本茶、紅茶、中国茶、台湾茶など、20種類のteplo公式茶葉が登録されており、今後随時追加予定です。
「パーソナライズ抽出機能」も搭載しているとのことですが、これはどんな機能?
お茶のプロが長年の経験と勘を駆使して行うパーソナライズ抽出を、teploはテクノロジーで実現します。内蔵する6つのセンサーにより、脈拍、指の温度、室温、湿度、照度、騒音レベルを計測し、飲み手の気分や体調、周囲環境を解析して独自のアルゴリズムで抽出温度と時間を導き出し、飲み手の状態に最適なお茶を淹れます。
たとえば朝に眠気が残る人には、基準より高温で長めに抽出することで苦みとカフェイン量を多めのお茶を淹れたり、疲れている人には基準より低い温度で甘さと旨味が強いお茶を淹れたりして、気分や体調に応じて抽出条件を調整することで、同じ茶葉を使っていても異なる味わいや香り、カフェイン量でお茶を淹れます。

なぜ、こうしたティーポットを開発しようと考えられたのかは、次回詳しく伺います。
