今週は、この選手をピックアップします。
レアンドロ・ダミアン!!
JリーグJ1、川崎フロンターレ所属。元ブラジル代表!ロンドンオリンピック得点王。
どんなサッカー人生を歩んできたのか、ご紹介しましょう。
1989年、ブラジルのパラナ州出身ですが、その後、サンパウロの貧困地区で暮らすようになります。10代のころは、地元のアマチュアクラブでサッカーをして、ときには、ストリートサッカーの助っ人として お金をかせぐこともあったようです。このころ、プロクラブの下部組織の入団テストを受けましたが、どこも その力を認めてくれませんでした。ようやく、アトレティコ・デ・イビラマという小さなクラブでプレーするチャンスを獲得。そのプレーを ブラジルの名門、インテルナシオナウのスカウトが見て、ここで大きく人生が変わります。レアンドロ・ダミアンが、インテルナシオナウに入団し、ゴールを量産。2010年、南米クラブ王者を決めるコパ・リベルタドーレスで優勝。2011年、ブラジル代表にも呼ばれました。
さらに、2012年の夏、ロンドンオリンピックでは、ブラジル代表の中心として活躍しました。ちなみに、このときのブラジル代表、すごいです。
ネイマール、オスカル、マルセロ、チアゴ・シウバ、フッキ、このメンバーのなか、9番を背負ったのが、レアンドロ・ダミアンだったんです。オリンピックでは6得点をあげ、得点王。ブラジルは、決勝でメキシコにやぶれて準優勝でしたが、レアンドロ・ダミアンの名前は世界にとどろきました。
ブラジル代表でも、エースとして期待される存在になりましたが、2013年、コンフェデレーションズカップの前にケガをしてしまい、それ以後、調子を戻せず、ブラジル代表からも遠ざかるようになりました。クラブも転々としていたんですが、昨シーズン、古巣のインテルナシオナウで活躍し、復調のきざしを見せました。そして、今シーズン、川崎フロンターレへ移籍。
川崎の新体制発表会見では、なんと、バーミヤンの桃の中から登場、しかも、スポンサー企業のマカダミアンナッツチョコレートを持って登場。ダミアンと バーミヤン、マカダミアンをかけて、こういう演出になったようですが会見会場、盛り上がったようで...。
この演出について、レアンドロ・ダミアンは
「サポーターのみなさんが喜んでくれれば、それが一番嬉しい」
とコメント。いい人!!そして、開幕前には、こんなコメントもしています。
「僕は29歳で、いろんな経験も持っている。その経験をいかしてJリーグでプレーしたい」
さらなる活躍、期待しています。