今朝は、この方をピックアップします。

ダビド・ビジャ

Jリーグ J1、ヴィッセル神戸にやってきました。ダビド・ビジャ! 元スペイン代表。代表で、59得点!これは、スペイン代表として最多得点記録です。すごい選手が神戸でプレーしているわけです。

どんな道のりを歩んできたのか??ビジャは、スペイン北部、アストゥリアス州の出身です。ビジャが育ったのは、炭坑の街で、お父さんも炭坑で働かれていたようです。子どものころ、アストゥリアス州のクラブ、レアル・オビエドの下部組織の入団テストを受けますが、、、 なんと不合格。地元の街のクラブでプレーをすることになります。

転機は、17歳。スポルティング・ヒホンのユースに加入。このヒホンでの活躍によって、ビジャは、2003-2004シーズン、リーガ・エスパニョーラのサラゴサに移籍します。つまり、一部リーグにデビューしたのは、21歳。のちにスペイン代表のエースとなる選手としては、遅い、ですよね。しかし、ここからどんどん力を見せつけ2005年、名門バレンシアへ移籍。このバレンシア時代、5年間で100ゴール以上を挙げる大活躍。そして、2010年、、、ついに、バルセロナへの移籍が決まります。このとき、ビジャはこんなコメントを残しています。

「まだまだ 日々進歩できる。必要なのは、進歩しようとする想い、そして、ハードワークだ」

この言葉どおり、進歩を続けたビジャ、、、

2010-2011シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは決勝でゴールを挙げるなど活躍し、バルセロナはチャンピオンズリーグ優勝。このシーズン、バルセロナは、リーガエスパニョーラでも優勝。素晴らしいシーズンとなりました。

代表では、どうだったかというと、バレンシアで活躍しはじめた2005年から招集されていて、2006年のワールドカップでは3ゴール。つづいて、2008年のユーロでは、大会得点王!スペインは優勝しました。さらに、2010年のワールドカップ南アフリカ大会も、スペイン優勝。この大会でも、ビジャは得点王でした。ちなみに、2014年のブラジル大会でも、ゴールを挙げていて、ビジャは、ワールドカップ通算9ゴール。

そんな華々しい成績をほこるビジャ、、、

バルセロナのあとは、アトレティコ・マドリード、メルボルンシティ、ニューヨークシティでプレーしてきました。そして、ヴィッセル神戸入団。入団会見で、移籍の理由について、こんなコメントをしています。「神戸が目指している、よりテクニカルでボールを保持するサッカー。ここには、それができるアンドレス・イニエスタという世界最高の選手がいる。彼のそばで、このスタイルをクラブに浸透させるお手伝いができる。これも魅力のひとつでした。」

バルセロナ、そしてスペイン代表のチームメイトが神戸で再会。今シーズン、これからの活躍、本当に楽しみです。