Words From The Field、、、今週は、この方をピックアップ!

ディエゴ・アルマンド・マラドーナ!!!

きょうは、僕にとってのナンバーワン! マラドーナ!!ご存知のように、アルゼンチン出身。サッカーに詳しくない方でも、マラドーナについては過去の映像、ご覧になったことがあるんじゃないでしょうか?伝説となっている「5人抜き」のドリブルと、「神の手」と言われる 手で押し込んだゴール、、、、実は、この2つのプレー、ひとつの試合のなかで起きた出来事でした。サッカー史に残る伝説は、同じ試合のなかで生まれたんです!

1985年6月22日。ワールドカップ メキシコ大会 準々決勝。アルゼンチン 対 イングランド。舞台は、メキシコシティのアステカ・スタジアム。エスタディオ・アステカ!

前半は0-0で折り返した試合、51分のことでした。      

マラドーナは、ゴール前にドリブルで切り込みパス。

イングランドのディフェンダーがそのパスに足を出します。

それがふわっと浮いて、キーパーの前に。そこに素早く飛び込んだのが

ディエゴ・マラドーナ!! 決まった、ゴ~~~ル!!!

 

イングランドの選手は、ハンドを猛烈にアピールしましたがそのままゴールが認められ、アルゼンチンが先制!ちなみに試合後、マラドーナはこうコメントしました。

「あのゴールは、マラドーナのヘッドと、神の手によって決まったものだ」

このコメントによって、神の手のゴール、と呼ばれるようになったわけです。

で、この4分後なんですよ、あの5人抜きのゴール。センターサークル付近でボールを持ったマラドーナが、ドリブルを開始。当時の実況、、、「マラドーナ、マラドーナ、マラドーナ、マラドーナ!!」

アルゼンチンは、イングランドに2-1で勝利。

そのまま決勝へ進み、西ドイツを3-2で下して優勝!!!

ワールドカップをかかげるマラドーナの姿、、、まぶしかったです。

このあと、いろんなことがありました。

90年のイタリア大会は、ふたたび決勝で西ドイツと対戦しますが0対1でやぶれ、準優勝。91年には、薬物使用で逮捕。長期の出場停止処分がくだされます。そこから、何とか復帰したのが、94年のワールドカップ アメリカ大会でした。

初戦、ギリシャとのマッチ、マラドーナは強烈なミドルシュートを決めます。そして、そのあと、テレビカメラに向かって ものすごい表情で吠えました。

アルゼンチンは、ギリシャに4-0、次のナイジェリア戦にも勝って、 アルゼンチン、いいんじゃない??と思っていた矢先でした。マラドーナ、ドーピングで引っかかり、ワールドカップを即時追放。これが選手としては 最後のワールドカップでした。

、、、というように、アルゼンチン代表での 最も印象的だったエピソードだけでも、こんなに濃いマラドーナ。

Words From The Field、、、今朝は、僕にとってのナンバーワンの選手、ということでディエゴ・マラドーナをピックアップしました。

2010年のワールドカップ南アフリカ大会では、アルゼンチン代表の監督をつとめましたよね。結果はついてきませんでしたが大きなアクションで、最高でした。