バスティアン・シュバインシュタイガー

今週は、この方をピックアップ！

バスティアン・シュバインシュタイガー！！

あす8月1日がバースデイ！31歳になります。バスティアン・シュバインシュタイガー！

ドイツ代表、そして、、、所属クラブは、マンチェスター・ユナイテッド！！バイエルン・ミュンヘンひとすじで活躍してきたんですが、この夏の移籍で、動きました！

かつてバイエルンで指揮をとったマンチェスター・ユナイテッドのファンハール監督に引っ張られた形、ですね。シュバインシュタイガーは、こんなコメントをしています。「新しいステップを踏むことを決めた。難しい決断だった。なぜならバイエルンは 自分の中でとても大きな存在だったからだ。でも、僕は 新しい経験をしたいと思ったんだ」

ドイツからイングランドへ...大きな決断ですねー。そんなシュバインシュタイガー、これまでどんなサッカー人生を歩んできたかというと、実は、10代前半までは、「スキー」の選手としても将来を期待されていて、サッカーにするか、スキーにするか、2つの道があったそうです。結局、14歳のときに、「俺はサッカーでいく」と決めたんですが...ちなみに、

ドイツは冬が厳しく、特に山間部では サッカーグラウンドが雪で使えなかったり芝が凍ってしまってプレーできない、ということも多く、そういう場所では、夏はサッカー、冬はスキー。そんな住み分けが行われている、ということ。シュバインシュタイガーもそんな地域で育ったので、スキーをやっていたようです。 そして、そのおかげで今の素晴らしい体幹があるとも言われています。

シュバインシュタイガーは、98年、バイエルン・ミュンヘンの下部組織に入団。2002年、トップチームデビュー。まだ10代でした。その後、バイエルンで、リーグ優勝、ドイツカップ優勝、チャンピオンズリーグ優勝、クラブワールドカップ優勝、2013年のドイツ最優秀選手などなどあらゆるタイトルを獲得。クラブのサポーターからは、「サッカーの神」とまで呼ばれました。

ドイツ代表でも、2006年のワールドカップ　ドイツ大会で3位、2010年の南アフリカ大会で3位。さらに、記憶に新しいのは、2014年、去年のブラジル大会 優勝。ポジションが、中盤の底、、、日本でいうと長谷部のようなポジションなのでゴールはそれほど多くはないんですが、代表でもクラブでも、信頼の厚い選手です。

ちょっと荒っぽいところもありますが、ピンチの芽をつみとって、チャンスのきっかけを作るのが、バスティアン・シュバインシュタイガーです。去年30歳の誕生日にいろんな人がコメントを寄せているんですがその中から、お兄さんからのメッセージをご紹介しましょう。「バスティーは子どものころから、何でも一番になりたがっていたね。サッカーでもスキーでも。ワールドカップでもチャンピオンズリーグでも優勝してあのころの夢は ほとんど叶えてしまった。努力と、少しの運で、夢が実現したね。でも、いろいろ犠牲も払ったと思う。見た目は35歳だけど、それよりは若くてよかったね。プライベートでもサッカーでも一日一日を楽しんでくれ。きょうという日は きょうしかないんだ」バスティアン・シュバインシュタイガーは、あすで31歳。

マンチェスター・ユナイテッドで、新しい挑戦が始まります。