今日ピックアップするのは、ポールマッカートニーのニューアルバム『EGYPT STATION

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今回のジャケットの絵、これはポール本人が描いた絵画です。1999年のポールの個展で発表された絵なんですね。この絵のタイトルが『EGYPT STATION』。この響きが好きでタイトルに したのだそう。オープニング曲に「STATION」、最後の曲にもタイトルに「STATION」がついています。駅から駅へ、「音楽の旅へリスナーを誘う」が今回のコンセプトなのだそうです。そしてプロデューサーは ヒットメーカー:グレッグ・カースティン 彼曰く「今回ポールは自身のソングライティングの限界に挑戦しようとしていた」とインタビューで語っています。

ただ、1曲だけ彼がプロデュースできなかった曲があるんですね。カースティンが他の仕事のため制作をオフにしていた期間にポールがどうしてもレコーディングしたくてウズウズしてしまった。そこで白羽の矢がたったのが、ライアン・テダー。彼がプロデュースしたビヨンセの「Halo」を聴いて一緒にやってみたかったのだとか。そのライアン・テダー、「何を自分に求めているのか?」と聞いたところ、ポールは「ヒット曲!」と答えたそうです。

今朝は、ポールマッカートニーのニューアルバム『EGYPT STATION』からライアン・テダーが手がけた曲、「FUH YOU」をお送りしました。