【脳汁横丁 】

ちょっとドキッとするイベント名でしょうか?「強い刺激や興奮、達成感を感じた際に脳から分泌されるもの」という意味を持つ脳汁ですが、そんなドキドキを味わえるフードフェスが昨日から秋葉原で開催されています。

会場は、ピンクや水色の光に包まれた異次元空間!そんな非日常的な会場で味わえるのは、ユニークなクリエイターとコラボした、クセ強な絶品フードやドリンク。

9つの脳汁屋台が出店予定です。例えば、、、

怪談家「あみ」さんが監修したのは、一見よく見かける美味しそうなカレーやラッシーをスマホで怪談を聴きながら味わう【意味がわかるとゾッとするカレー屋】

2000日以上、某牛丼チェーンを食べ続けた牛丼ガチ勢な「マナリス」さんが本気でプロデュースしたのは、【牛丼まりなす家】の牛丼。

さらに、ピンク色のインパクト絶大なデザインのガソリンスタンド風のドリンクスタンド「脳汁スタンド」からは、色鮮やかなドリンクがノズルから注がれます。

覚悟をきめて飲んでみてください!きっと美味しんです。「脳汁横丁」は、あさって6日・日曜日まで、JR秋葉原駅から徒歩4分【ベルサール秋葉原】で開催。入場は、無料です!


来週金曜日から公開

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映画「ハンス・ジマー&フレンズ ダイアモンド・イン・ザ・デザート」

映画史に残る数々の名作で、音楽制作を担当してきた巨匠、ハンス・ジマー。彼がドバイで開催したライブの映像と、トップクラスのクリエイター達とのトークを交えたコンサート映画がこの作品。

ハンス・ジマーといえば、これまで500をこえるプロジェクトで音楽を手がけアカデミー賞2回、ゴールデングローブ賞3回、グラミー賞5回、アメリカン・ミュージック・アワード、

さらにトニー賞受賞と輝かしい経歴を持っていますが、それもそのはず。耳に残るインパクトのあるメロディーで映画に彩りを添え音楽を聴くだけで、登場人物やそのシーンが頭に浮かびます。

そんなハンス・ジマーの音楽が生まれる秘話も覗き見ることができる映画『ハンス・ジマー&フレンズ ダイアモンド・イン・ザ・デザート』。 どんな作品になっているのでしょうか?

コンサートの舞台はドバイです。

ステージには演奏される楽曲の世界観ともリンクするような衣装を身にまとった多くのオーケストラメンバーとハンス・ジマー。

演奏されるのは『DUNE/デューン 砂の惑星』 『インセプション』 『ワンダーウーマン』 『グラディエーター』 『パイレーツ・オブ・カリビアン』 『インターステラー』などなど。

1度は観たり聴いたりしたことのある作品から印象的な楽曲が次々と演奏され、また映像も効果的に使われていて映画の世界を より堪能できます。

そして、その間に挟まれる素晴らしいゲストへのインタビュー。登場するのはアーティストのビリー・アイリッシュ&フィニアス、ジョニー・マー、ファレル・ウィリアムス。さらに、クリストファー・ノーラン、ドゥニ・ヴィルヌーヴなどの映画監督やティモシー・シャラメ、ゼンデイヤなど俳優も登場。

彼らとの関係性、楽曲誕生の秘話なども明かされていきます。

映画『ハンス・ジマー&フレンズ ダイアモンド・イン・ザ・デザート』。 この映画を紹介するにあたり、いろいろ調べていましたら

驚愕の事実が!

あのライオンキングのオープニング

この映画のステージにも立つレボ・メラケの歌声。実はハンス、ディズニーからのオーダー、「オープニングは20秒以内」で。しかし、ハンスは制作に没頭しすぎたのか、これを忘れてレボ・モナケ、Zulu語でのイントロ含めた4分ほどの曲を制作。

「うわ、これで私は首!」

でも監督以下製作陣はこの曲を耳にして、セリフも交えたオープニングの予定を無しにして、あのアイコニックな、そしてその後オスカー歌曲賞獲得の曲が世に出たのです。

ハンスの想像力と制作力、とてつもないのです。

この映画は普段見ることができない映画音楽の再現が生のステージ上で圧倒的なインパクトで展開します。ステージング、そしてライティング最高です。

途中入ってくるインタビューで語られる秘話、それはそれぞれのクリエイターたちがいかに、映像と音楽、そしてその融合がいかに素晴らしく私たちの心を捉えて離さないかを自分たちの経験から語ってくれます。

映画が好きなら、音楽が好きなら、映画館で没入しないという選択肢はほぼないのでは?おすすめです。

映画『ハンス・ジマー&フレンズ ダイアモンド・イン・ザ・デザート』は、来週金曜日から公開です。