【 PIST6 恐竜アドベンチャー in 千葉公園 】
●恐竜にフォーカスしたイベントが明日から千葉市にある、TIPSTAR DOME CHIBAで開催されます。恐竜のことを学びながら、遊ぶことできる、というこのイベント。例えば、地層の仕組みについて、学びながらオシャレなジオラマを作ることができる「地層ジオラマづくり」。世界に1冊だけの飛び出す絵本が作れる「飛び出す恐竜ブックづくり」など、ワークショップが盛りだくさんです!
そして、スタンプラリーも開催されます。スタンプを集めていたら、いつの間にか恐竜についての知識が増えている。見事を達成した方には、オリジナルステッカーをプレゼント。さらに、自分自身が恐竜になる、という体験も!?ティラノサウルスの着ぐるみを着て、千葉公園内のコースを全力疾走!お子さんも参加可能ですよ。
「PIST6(ピストシックス)恐竜アドベンチャー in千葉公園」はあすあさって、千葉都市モノレールの千葉公園駅から徒歩3分、TIPSTAR DOME CHIBA で開催されます。入場無料!ぜひ足をお運びください。

映画「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」
映画『フィクサー』でオスカー受賞。『サスペリア』では1人で3役演じ、マーベルの『ドクター・ストレンジ』にも出演する、ティルダ・スウィントン。そして、こちらも映画『アリスのままで』でオスカー受賞。他にも『エデンより彼方に』『ブギーナイツ』で世界中の賞を受賞しているジュリアン・ムーア。この2人が共演している作品がこの『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』です。
監督はスペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル。映画『トーク・トゥ・ハー』で、英語での作品ではないにも関わらずアカデミー賞脚本賞を受賞しています。そしてこの作品で初の
全編英語の作品を制作しました。そんな3人が集結した映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』どんな物語なのでしょうか??
かつて、、数少ない女性の戦場ジャーナリストとして活躍したティルダ・スウィントン演じるマーサ。今は重い病に侵されていますが、かつての親友・イングリッドと再会し、会っていなかった時間を埋めるように病室で語り合う日々を過ごしています。(このイングリッドをジュリアン・ムーアが演じています。)
治療をすることを拒み、安楽死を望むマーサですが、『最期は人の気配を感じたい。』と思い、イングリッドに『その時、隣の部屋にいてほしい。』と頼みます。マーサに寄り添うことを選んだイングリッド。しかし、マーサからこんな言葉をかけられます。
『ドアを開けて寝るけど、もし、ドアが閉まっていたら、私は。。。』
そんな、マーサとイングリッドの短く、かけがえのない数日を描いた映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』。
自分の命の先が見えている。あなたはどうしますか?
残された時間をどう過ごしますか?
また、本人に、先が見えている友人にどんなケアをしますか?できますか?
死に直面するとき、先がわかっている人とその人に寄り添う人は、それぞれ何ができるのか。作品の中で、二人は互いに気遣いつつ、残された時間をできるだけ穏やかに、そして豊かに過ごしたいという想いが交錯していきます。
死を前に、絶望という袋小路に陥りそうな状況を、作品では二人の会話でそれぞれの想いが愛ある形で紡がれていきます。アルモドバル監督独特の衣装や切り取る絵の色使い、絵本のような世界で深刻に捉えがちな、「死」を臆することなく、温かく包んでくれます。
ぜひスクリーンでご覧ください。心からおすすめします。映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』は、来週金曜日から公開です。