「沖縄フェアin浅草」
笑顔と、元気と、「ちむどんどん」!胸が高鳴る 楽しい気持ちを発信したい!そんな想いから企画された 初開催となる沖縄イベント。
明日、あさっての2日間。浅草すしや通り商店街、そして 六区ブロードウェイ商店街で開催されます。イベントスタートから クローズまで、エイサー、三線、琉球舞踊に沖縄ポップス...。ステージエリアからは「ちむどんどん」な音が絶えず聞こえてきます。
また、沖縄版のミュージカルとも呼べる「組踊」を再構成した 「現代版組踊」の 特別上演も予定されています。出演者は、沖縄・うるま市の 中高生のみなさんです。エネルギーあふれる彼らの熱演、ぜひ見届けてください。他にも。クラフト締め太鼓づくりに 無料の三線体験教室。観光情報、物品販売、できたてアチコーコー!(熱々)な 沖縄グルメもお楽しみいただけます。もちろん、冷た~い ブルーシールアイスクリームやシークヮーサードリンクもありますよ。
「沖縄フェアin浅草」は 明日あさっての2日間、浅草すしや通り商店街、そして六区ブロードウェイ商店街で開催。
入場は無料です。
映画「小説家の映画」

1人の小説家と、1人の俳優。それぞれがそれぞれの仕事から距離をおく2人が出会い、何を感じるのか。笑顔で話をする、その胸の内に抱える迷いや葛藤はどれほどのものなのか。彼女たちの人生の第二章の始まりは、何を描き出すのか。
ドイツのベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員大賞)を受賞した韓国の作品です。監督はホン・サンス。映画『逃げた女』では監督賞を、映画『イントロダクション』では脚本賞をそれぞれこのベルリン国際映画祭で受賞していて、今回、『小説家の映画』で3年連続の受賞となりました。モノクロで描き出されるこの2人の物語。どんなストーリーなのでしょうか?
主人公は、長く執筆から遠ざかっているイ・ヘヨン演じる作家のジュニ。彼女は韓国では誰もが知る作家として多くの著書を出しています。
ジュニはある日、連絡が取れなくなっていた後輩に会いに行き、偶然、いろんな人に会うことになります。その中の1人が第一線から退いたイム・ミニ演じる人気俳優のギルス。(監督の公私にわたるパートナー)彼女は若くして引退同然の生活をしており、日々、ゆったりと暮らしています。ジュニとギルスはその時が初対面でしたが、話をしていくうちにジュニはギルスに深い興味を持ち、こんな提案を持ちかけます。
『あなたを主役に、短編映画を撮りたい。』
突拍子もない提案にギルスは驚きますが、2人は一緒に映画を撮ろうと約束します。かつては大きな名声を得た2人ですが、胸の内に葛藤を抱え、今は一線から距離を置いています。土俵は違えど、どこか通じるものを感じるジュニとギルス。彼女たちが作り出す映画の行方は、、、??
そんな作品、『小説家の映画』
世代とジャンルが違っていても同じく己の才能で名誉も地位も築いた二人の女性。しかし、内なる自分を見つめると必ずしも自分に誠実に向き合っていないかもしれない。もうそんな心の綱渡りから降りた二人。
でも次のステージに辿り着きたいのなら喜んで別の綱渡りをしようではありませんか。二人のクリエイターが伝う、その綱、ロープを会話と映像で見事に編み上げるホン・サンス監督と演じ手のイヘヨンとキムミニ。
カメラの動きがミニマムな額縁の中に静かにドラマはモノクロームに展開します。私も作り手に問われた気がしました。あなたは、職場、環境、もっと広く言えば世間が捉えるあなたのキャラや人格と、見せていると思っている人格と本当の自分とは折り合えているのか?
一歩踏み出せますか?
映画『小説家の映画』は、現在、公開中です!