「ブライアン・ウィルソン／約束の旅路」
『Good Vibrations』『California Girls』『I Get Around』『God Only Knows』など、数々のヒット曲を世に送り出し、日本では山下達郎さんや桑田佳祐さんがファンを公言。あのThe Beatlesにも影響を与えたバンド・The Beach Boys。バンドのリーダーであり、ほとんどの楽曲の作曲を手がけたブライアン・ウィルソンに密着した初のドキュメンタリーが公開となります。
The Beach Boys。もちろん大好き！という方もいらっしゃると思いますが、名前は聞いたことある、いや、今初めて聞いた！という世代の方もいらっしゃると思いますので、今一度、おさらいしてみましょう。
The Beach Boysは1961年、アメリカ・カリフォルニア州で結成。メンバーはブライアン・ウィルソン、デニス・ウィルソン、カール・ウィルソンの兄弟と、彼らの従兄弟であるマイク・ラブ、そして、同窓生である、アル・ジャーディンの５人。彼らの楽曲はサーフィンや海辺の女性、海などがテーマとなっていて、ハーモニーが美しく、曲調もポップ。The Beach Boysと名乗っていますが、メンバーの中でサーフィンができたのは実はデニスのみ。ブライアン・ウィルソンはそんなビーチ・ボーイズで数々のヒット曲を生み出す中、ライブや宣伝活動に燃え尽き、神経衰弱に。
結果、1965年初頭からライブなどの表向きの活動から離れ、楽曲制作に専念。そして、結成から5年、1966年には、今でも大傑作と名高い『Pet Sounds』を発表します。
それまでのイメージとは一転、この作品はブライアンが自分自身と向き合って作られた内省的で、アート的な作品でした。ブライアン・ウィルソンはどんな人物で、当時、どんな想いを抱いていたのか。この作品では、ブライアンと、彼の古くからの友人で、元『ローリング・ストーン』誌の編集者＝ジェイソン・ファインとのドライヴ、ブライアンに縁NOある、思い出のL.A.や南カリフォルニアのポイントへのドライブを通して、そして、ブルース・スプリングスティーンやエルトン・ジョンなど、ブライアン・ウィルソンを敬愛するアーティストの言葉とともに優しく映し出しています。そんな映画、『ブライアン・ウィルソン／約束の旅路』。
アメリカを代表するロッカー、ブルース・スプリングスティーンに「ロックンロール史上最高の音楽」と言わしめる、ブライアン、ビーチボーイズの魅力。唯一無二のメロディー・メーカー、エルトン・ジョンが言う、「音楽の決まり事、ルールブックを放り出して全く新しい音楽を創造した」、ブライアン・ウィルソン。ブライアン自身が己の影の部分と対峙し、音楽的創造力を爆発させたアルバム、「ペットサウンズ」。日本の誇るサウンドメーカー、山下達郎さんがライナーノーツを捧げた作品の裏側にはどんな思いがあったのか。
ぜひスクリーンでブライアンと向き合ってください。
映画『ブライアン・ウィルソン／約束の旅路』は、T・ジョイPRINCE品川ほかで本日から公開です。お出かけの際は、感染防止対策、お願いします。
そして、そのムビチケを本日は２組４名さまにプレゼント！
- プレゼントご希望の方は、お名前、おところ、電話番号、「キーワード」をご入力の上、ご応募ください
締め切りは10時30分まで！