映画『キャッシュトラック』

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『アラジン』や『シャーロック・ホームズ』を手がけたガイ・リッチー監督と『トランスポーター』『ワイルド・スピード』シリーズのジェイソン・ステイサムが 16年ぶりにコンビ復活!!!映画『リボルバー』以来です。

『キャッシュトラック』。

キャッシュ=お金。 トラック=車のトラック、です。

ストーリーをご紹介しましょう。

舞台はロサンゼルスです。様々なクライアントからの依頼で現金をトラックに積んで運搬する 現金輸送専門の警備会社、フォーティコ・セキュリティー社。常に高額の現金を積んで走るため強盗などからターゲットとして狙われるのが日常茶飯事です。そこで、現金輸送車=キャッシュトラックを運転するのは過酷なトレーニングを積んで、壮絶な現場をくぐり抜けてきた警備員たち。

そんなフォーティコ・セキュリティー社に、通称Hと言われる新人警備員が入ってきました。(ジェイソン・ステイサムが演じています。)

Hは 入社試験にギリギリで合格。他の警備員からは少しバカにされていました。しかしある日。Hが乗り合わせたキャッシュトラックが強盗に襲われたとき、彼は その場にいた警備員の誰よりも素早い対応で撃退。

結果を出した彼は『ヒーローのH』として拍手で迎えられます。

また別のある日。"H"が乗るキャッシュトラックが襲われた際、Hが 強盗の前に顔を出すと、なんと、強盗が彼を見るなり逃げたのです。

『Hは何者なんだ???』

Hへの疑念が湧き始める中、ブラック・フライデーがやってきます。(欧米を中心に収穫祭の翌日に実施される、大規模な安売りの日です。)

この日に警備会社に一旦集まる現金総額は1億8000万ドル。日本円にして200億以上!!!このお金が狙われないわけがありません。しかし、このお金を守る側にいるHがつぶやきます。

『目的は必ず果たす。』

Hは一体、何者なのか。Hの目的とは一体。

そんな映画、『キャッシュトラック』。

アクション映画がお好きなら、スカッとしたいのなら必見です。英国水泳、飛び込みで五輪も目指していた肉体派のジェイソン演じる「H」、まさに息も付けない、瞬き禁止、超ハードな格闘&射撃シーンにどんどん飛び込みます。しかし、見ている者に、どんどん疑問が湧いてきます。数々の絶体絶命シーンでなぜ、常に冷静なのか。どう考えても素人ではない。しかし、目的が最後の最後までわからないんです。その最後までの展開が。。。。。。

果たして、ヒーローのHかそれともヒール=悪党のHなのか。Hの目的、ぜひ見極めてください。  

映画『キャッシュトラック』は、T・ジョイPRINCE品川ほかで、来週金曜日から公開です。(お出かけの際は、感染防止対策、お願いします。)