ディズニー&ピクサー最新作。今回は、生まれる前の魂、『ソウル』の世界を描いた物語です。

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ストーリーをご紹介しましょう。

幼い頃に衝撃を受けてからジャズが大好き!大人になった今でもニューヨークで音楽教師をしながら密かにジャズ・ピアニストを目指している ジョー。

ある日、大物サックス奏者のライブに出演するピアニストがいない、ということで呼ばれリハーサルに参加。すると、実力を認められて、ジョーはそのライブに出演することに。

『やったぞ!!ついに夢が叶うんだ!!!!』

しかし、その直後。

夢が叶う前に、ジョーは空いていたマンホールに落下してしまい、全く別の世界に迷い込んでしまいます。

その世界とは、、、【ソウル】たちが、地上で生まれる前に『どんな自分になるか』を決める世界。

好奇心旺盛、優しい、自己中心的、などの性格はもちろんですが、地上で生まれるために最後に必要なもの。それは、'人生のきらめき'。

しかし、ジョーがその迷い込んだ世界で出会ったのは何をやっても夢中になれず、やりたいことが見つけられない、22番と呼ばれるソウル。生まれることに意味を感じることができない22番は『生まれるのなんて、まっぴらごめん!!』と何百年もソウルの世界に留まり続けていて、これまで、マザー・テレサをはじめとした偉人たちが22番に様々な教えを説いてきましたが、22番が人生のきらめきを見つけることはできませんでした。そんな、ソウルの世界に残りたい22番に地上での生活を取り戻したいジョーは 協力を求め、2人は行動を共にします。そして、、、 という物語。

映画 『ソウルフル・ワールド』。

監督のピート・ドクターさんのインタビューがテキストで届きました。この作品で伝えたいこと、監督はこう語っています。

『ソウルフル・ワールド』で伝えようとしているメッセージのひとつは、「誰もが十分である」ということだと思っています。人生とは、その人のものであり、何も達成できていないとか、期待に応えられていないとか、そういう問題ではないのです。幼い頃の私は、なぜか「大人になったときに何かしらの形で成功しなければ、誰かに愛され、受け入れてもらう価値がない」と思っていました。22番というキャラクターは、そういった側面を探求したキャラクターなんです。

何をやっても楽しくない。生まれたいと思えない。そんな22番と、音楽が人生の全てだと考えているジョー。そんな2人が冒険を通して見つける人生のきらめき。

それはきっと、あなたの毎日にも<きらめき>を取り戻してくれるはず。映画『ソウルフル・ワールド』は、ディズニー・プラスで見ることができます。ぜひ、お家でお楽しみにください。