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4人の女性が繰り広げる本にまつわる物語。 演じているのは、

ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ

キャンディス・バーゲン

そして、メアリー・スティーンバージェン。

全員がアカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞したことがある錚々たるメンバーです。

ストーリーをご紹介しましょう。

40年連れ添った夫を亡くした、ダイアン・キートン演じるダイアン。複数の男性との気軽な関係を楽しんでいるビビアン(ジェーン・フォンダが演じています)。昔の離婚を忘れられないキャンディス・ガーデン扮するシャロン。そして、長年の結婚生活に夫婦の危機を感じているキャロル。(こちらはメアリー・スティーンバージェンが演じています)。4人はそれぞれの人生を歩みながらも『ブッククラブ』という名のもと、定期的に集い続けています。

このブッククラブは、4人で同じ本を読み、感想を話したり、議論する会。毎回、1人がお題となる本を用意してメンバーに配ります。

ある日、ビビアンが持ってきたのは、話題作、(官能小説)「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。

『やだ~若者向けじゃない。』

『でも、、、"成熟した大人向け"って書いてあるわよ。』

しかし、読んでみればスキャンダラスで 刺激的な内容に 全員が釘付け。あっという間に引き込まれていきます。そして、年齢も年齢だからと遠ざけていた恋やロマンスに対して行動的に。そして、大胆に。同じような毎日に、変化が生まれてきます。

映画 『また、あなたとブッククラブで』。

この作品でビビアンを演じたジェーン・フォンダのコメントが届きました。

80歳の私が年齢を重ねて分かったことは、終わりを決めるのは自分だということです。 「終わり」は男性や誰かとの人間関係に限らずいろいろあります。 好奇心を持つこと、刺激を受けること、行動を起こすことを終わりにするかどうか、 それは自分で決めるべきです。 (私が演じた)ビビアンは 友人たちに懸念を抱いてる。 心の準備が整わないうちに、諦めてしまったのでは、と。だから彼女たちに長い間フタをしていたことを考えさせようとしました。

また、ジェーン・フォンダはこんなコメントをしています。

「この作品は、若い人こそ見るべきだと思います。加齢を恐れてほしくない。私は、若い頃より幸せです。だから昨今のアンチエイジング信仰に、くさびを打ち込みたいんです。」

1冊の本で再び人生が動き出す!楽しく生きるヒントが、この作品の中で見つかるかも。

映画『また、あなたとブッククラブで』は、来週金曜から公開です。